2014年9月12日(金) |
ジョニー・ウインターさん逝去 |
ブルース・ギタリストのレジェンド、ジョニー・ウィンターさんが、7月に滞在中のスイス・チューリッヒのホテルでお亡くなりになりました。死因の詳細は不明。70歳でした。

僕のCDラックの中からはこの『サードディグリー』で追悼です。Dr.ジョンをフィーチャーしてニューオリンズっぽいジャジーなブルースや、ストレートなテキサス・スタイルも、いい時代の音楽です。 |
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2014年8月4日(月) |
フジロックフェスティバル2014 |
毎年行きたい!行きたい!と思って、一回も行かずここまで来ました。ということは、これ!以外にやることがある?ということで、さほどではないのかもしれませんね。
今年のトリはジャック・ホワイトさんだったようですね。僕の好きなギタリストの一人です。ホワイト・ストライプス、もう解散してしまいましたけど、メグ・ホワイトさんとのシンプルで多彩なユニットが好きだったなあ!

ホワイト・ストライプスの1stです。21世紀のザ・ストゥージズの香りがプンプンしますね。 |
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2014年5月4日(日) |
ジェフ・ベックさん
『ブロウ・バイ・ブロウ』 |

1975年が1stだから、もう約40年前のレコードです。ジャズ系ギタリスト、ジョン・マクラフリン率いるオーケストラとの出合いがきっかけで、ギター・インスト・アルバムは売れない!ながらも、出来上がった金字塔的な1枚ですね。何で、今頃、思い出したんだろう?年寄りへの一歩ですかね? |
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2014年2月2日(日) |
ピート・シーガーさん逝去 |
もう先月末、27日のことでしたね。94歳、ご冥福をお祈りします。「Where have all the flowers gone?」、邦題「花はどこへ行った」。僕たちの世代では、ピーター・ポール&マリーで聴いていた反戦歌です。マリーさんも、もうこの世の人ではなくなってますね。日本では、ザ・リガニーズのカバーが代表でしょうか。

今、販売してるCDで聴けるのはこれかなあ? |
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2013年11月30日 |
ビリー・ジョー+ノラ・ジョーンズ
『フォーエヴァリー』 |

ジャケット買いです。そりゃ、ジャケットの名前を見りゃ想像がつきますもんね。カントリーのカバーです。何のコンセプトもない!けど、そんなの関係ね〜!素晴らしいイベントアルバムです。 |
2013年10月10日(木) |
ジョン・メイヤーさん
『パラダイス・バレー』 |

現代三大ギタリスト?の一人ですね。僕の大好物です。カントリー色もだしながらポップな楽曲。歌声も、ギターワークも好物なだけありますね。すばらしい!昨日から車はジョニー・キャッシュさんから乗り換え! |
三大ギタリストのもう一人?デレク・トラックスさん
デレク・トラックス・バンド
『Already Live 』 |

たぶんもうCDショップには並んでいないと思います。すばらしいライヴ収録盤です。

こちらはスタジオ盤です。彼のギターも素晴らしいのですが、ブルース、サザンロック、古き良きアメリカンの香りがスピーカーから漂ってきます。 |
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2013年9月9日(月) |
ジョニー・キャッシュさん
何というタイトルなのかなあ?輸入盤です |

カントリーはあまり聴かないんですが、ギター習ってる仲良しのM先生にいただきました。まず、渋さに感動!カバー曲は、「名曲中の名曲」を、オリジナル的に歌ってしまう圧倒的な存在感、どの曲も原曲より嫌味なく響いてましたねえ!これ生前最後のアルバムだそうです。
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2013年6月7日(金) |
プライマル スクリーム
『モア・ライト』 |

久しぶりにCDを買ってしまった。それもロック!「 2013」、「River Of Pain」、「Culturecide」、「It's Alright,
It's OK 」、どえらいかっこいい! |
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2013年1月28日(月) |
エリック・クラプトンさん
『スローハンド』 |

J・J・ケイル作「コカイン」に始まり、美しいバラード「ワンダフル・トゥナイト」へと続く、1977年盤アルバム『スローハンド』の35周年デラックス盤が発売されていました。クラプトンさんというより、ロックとしてのクラシックス、『461オーシャン・ブールヴァード』と並んで、クラプトンさんの最高傑作とされているようです。アルバム最後に収録されている穏やかなインスト曲「ピーチェズ・アンド・ディーゼル」もすばらしいエンディングを飾っています。別にデラックス盤じゃなくてオリジナル『スローハンド』でいいですね。 |
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2012年12月30日(日) |
フランク・オーシャンさん
『チャンネル・オレンジ』 |

ロックじゃないよな〜!だから躊躇してる・・・。レコード店のレコメンドにつられてつい手にしまった。たまには違うジャンルもいいか・・・。まず、R&Bって音楽カテゴリーは、ほとんど聴かないからこのアルバムも第一印象は、まだまだピンとこない。ちょっとピップホップ要素も入っているところは馴染みやすいんですけどね。あっ、プログレッシブ的な曲も馴染めましたね。1曲言うなら、「ピンク・マスターfeat.アンドレ3000」でジョン・メイヤーさんのかっこいいギターが聴けたのがよかった。 |
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2012年12月26日(水) |
デヴィッド・バーン&セイント・ヴィンセントさん
『ラヴ・ディス・ジャイアント』 |

久っしぶりに、ロックアルバムを聴こうかなあと思うアルバムを見つけちゃいました。デビッド・バーンさん、80年代中期のロックシーンを支えたというか・・、トーキング・ヘッズのクリエーターです。&の女性はケイト・ブッシュさん的甘美な歌声なんだけどどこかパンク色。新鮮なようで懐かしい音源でした。インテリジェンスで情緒あふれるすばらしいロックアルバムでした。これ、ジャケットにいいおじさまになられたデビット・バーンさんが載ってなかったら素通りでした。 |
2008年12月28日(日) |
トーキング・ヘッズ |

『ストップ・メイキング・センス』、ライヴ映像は多くても、コンサートを収録した「映画」は数少ない。誰もいないステージに、デイヴィッド・バーンさんひとりがギターとラジカセを持って登場、大きなギョロ目をギラギラさせながら、僕の大嫌いなニワトリのようなアクションで「サイコ・キラー」を弾き語りはじめた映像に「わ〜、気持悪り〜」。でも、映像を見たのは、CDでサウンドトラック聴いてから。「ガールフレンド・イズ・ベター」では肩の張ったダブダブスーツで登場。うつろな目で手足をブラブラさせて踊るデイヴィッド・バーンさんが良かったなあ。1984年盤のサウンドトラックですが、DVDも発売されています。 |

僕は、トーキング・ヘッズの初期の音源はどうも・・・・・・。80年代に入ってからですかね、『リメイン・イン・ライト』もいいアルバムですが、こちら1985年盤の、『リトル・クリーチャーズ』。「アンド・シー・ワズ」、のどかなカントリー調の「クリーチャーズ・オブ・ラヴ」、レゲエ風味の「レディー・ドント・マインド」、パワフルに突き進む「ロード・トゥ・ノーホエア」などの名曲が詰っています。
あ〜、今年の年末に限って、昔の音源を毎日・・・・、テレビがつまんないせいもあるけど、久しぶりの懐かしい音源に興奮して寝不足になる。来年はいいかげんにしないと・・・・・ |
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2012年7月20日(金) |
ジョン・ロードさん逝去 |
『月曜日(7月16日)、元ディープ・パープルのキーボードリスト、ジョン・ロードが亡くなった。71歳だった。ロードは2011年夏、癌を患っていることを公表していた。オフィシャル・サイト(Jonlord.org)に発表された声明によると、ロードは月曜日、ロンドンの病院で家族に見守られる中、息を引き取ったという』。
ハードロック・ヘビーメタル全盛時代のアーチストのみなさんは、もう70歳を超えました。病気じゃなくても、人間の寿命に近づいてきたわけですね。ご冥福をお祈りします。

日本でディープ・パープルといえば、『Live in Japan』ですね。名曲「スモーク・オン・ザ・ウオーター」で追悼したいところですが、ハモンド・オルガンの名手だったジョン・ロードさんを偲ぶには、「ハイウェイ・スター」ですね。 |
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2012年7月5日(木) |
ジョン・メイヤーさん
『ウェア・ザ・ライト・イズ・ライヴ〜』 |

ちょっとだけ古い?けど、ジョン・メイヤーさんのベストとも言える2008年のライヴ盤です。Tシャツにジーンズ、アコギ1本というジョン・メイヤーさん。3部構成のライブの1部はアコースティックセットから始まります。グラミー最優秀楽曲賞の「ドーターズ」を始め、エリック・クラプトンさん、『アンプラグテッド』顔負けのギターワークとヴォイスです。第2部はS・ジョーダンさん(ds)、P・パラディーノさん(b)のベテラン2人を従えての「Trio」編成で、鉄壁のリズム・セクションをバックに、ジミ・ヘンドリックスさんの「ウエイト・アンティル・トゥモロー」、「ボールド・アズ・ラブ」の一大ブルース展開がすばらしい!第3部は、フルバンド編成でのライブを収録。惜しげもなく自身の代表曲を繰り出します。DVD見なくても聴くだけども傑作ライブ♪盤です。
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2012年5月5日(土) |
また追悼 |
「ビースティ・ボーイズのMCAことアダム・ヤウクさんが、現地時間の5月4日朝、約3年前から患っていた癌のため、故郷のニューヨークで亡くなった。享年47歳」。ご冥福をお祈りいたします。
ビースティ・ボーイズは今年ロック殿堂入りを果しました。先月セレモニーが行われたそうですが、アダム・ヤウクさんは出席されずだったようです。

追悼は1994年盤のこれ「イル・コミニケーション」ですね。ロック、ヒップホップ、ジャズ、パンク、全てのジャンルをみごとに融合させ、エネルギッシュな楽曲を、ダブやファンクで滑らかに味付けたすばらしいアルバムです。「Sabotage」、「Sure
Shot」、「Root Down 」、「Get It Together(ft.Q-tip)」、「Flute Loop 」などなどかっこいい名曲が詰まっています。 |
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2011年7月24日(日) |
エイミー・ワインハウスさん死去 |
「ロンドンAFP=時事によりますと、23日、同国の女性ソウル歌手エイミー・ワインハウスさんがロンドン北部の自宅で死亡しているのが発見されたと報じた。27歳だったという。歌手として大きな成功を収める一方、薬物やアルコールに絡む問題も多かった。」
プライベートはどうであれ、音楽は聴き手が満足なのが幸せなことで、残念ですね。冥福を祈ります。 |
イチオシDVD
エイミー・ワインハウスさん |

『アイ・トールド・ユー・アイ・ウォズ・トラブル-ライヴ・イン・ロンドン』。イチオシしてるのは、僕じゃなくって、あるショップのレコメンドです。彼女の2ndアルバム『バック・トゥ・ブラック』は気に入ってよく聴いていたので、このDVDも、ニルヴァーナのDVDを手にした時、レコメンドにひかれたわけじゃなく、自分でも見てみたいと思ったのですが、お金が・・・・・。R&Bシンガーって幅広くって、何がそう呼ばれるのか?。まあ、音楽カテゴリーはどっちでもよく、ちょっと古臭〜い楽曲が僕の耳に馴染むんですよ!肩から腕、お腹、バストの上、脚はどうだったかなあ?たくさんのタトゥも、ワル・エロかっこいいし、スタイルも・・・・。アルバムの1st「リハブ」は、FMステーションでもかかりまくってた曲ですから、きっと「あっ、この曲!」って。 |
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2011年4月25日(月) |
レディオヘッド
『ザ・キング・オブ・リムス』 |

英国を代表する最も革新的なロック・バンドのアルバムって躊躇なく手にしてしまいますね。内容がどうか?なんて聴いてから感じればいい!みたいな。その観点からすれば、速攻パンチ的衝撃は感じられるアルバムじゃないですね。あまりに『OKコンピューター』、『「キッドA』というアルバムが素晴らしかったから、その延長線を期待しちゃいますからね。でも、その延長線だとしたら、延長線としてのつまらなさが評価されるし・・・・。過去の作品の想いは、過去のレコードを聴いていれば良いことだから、新しい方向を聴かせてくれたレディオヘッドに感動かな?でも、ロックを聴く心で聴くと・・・・・。 |
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2011年2月7日(月) |
ゲーリー・ムーアーさん死去 |
「アイリッシュ・タイムズ紙の電子版によると、ムーアさんは6日早朝、スペイン南部エステポナのホテルで亡くなっているのが見つかった。近くの都市マラガで、検視が予定されているという」。死因がなんであれ、ご冥福をお祈りします。
 
昔、ヘビ・メタに夢中だった頃、渋さを求めてよく聴いたゲーリー・ムーアさんの『ワイルド・フロンティア』、タイトル曲は確かシン・リジィの盟友、フィル・ライノットさんへのレクイエムとして書かれたんじゃなかったかな?「速弾き」なら負けない!ゲーリー・ムーアさんが、「泣き」弾きを披露した名盤だったと・・・。
もう1枚の記憶は『スティル・ゴット・ザ・ブルース』、もうシン・リジィのゲーリー・ムーアさんとは異色のブルース。追悼したいけど、CDラックにまだ入っているかな?記憶が遠ざかってしまった。 |
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2011年1月30日(日) |
バッド・ブレインズ |

演奏も、ビートも楽曲もすばらしい!音楽的にはパンク・ハードコアのカテゴリーなんだけど、音楽愛好家のみなさんには、カテゴリー関係なく聴いてほしいアルバムですね。これもCDラックからの懐かしいアルバムです。1983年盤、1st.は確かカセットだったかと・・・。どの曲がいいって?わずか40分にも満たないアルバムの曲、そんなこといってる暇ないくらいで終ってしまいます。それぐらいかっこいいってことです。
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2011年1月27日(木) |
ヴァンパイア・ウィークエンド
『コントラ』 |

FM局で聴いてインパクトをもったまま忘れていました。レコード店で「これ!」と思い出して買ったこのアルバム。アフロ・R&B・ヒップホップ・パンクの音源がみごとに融合した新世代のオルタナティブですね。トーキング・ヘッズ的旋律が懐かしく耳に馴染みました。いや〜、すばらしい!ロックでパンクで、ポップだ! |
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2010年12月29日(水) |
カニエ・ウエストさん
『・・』タイトル長くて・・・ |

久しぶりに衝動買いしたヒップ・ホップ・アルバム。そういえば、この前に買ったヒップ・ホップのアルバムもカニエさんの『グラデュエーション』だった。20世紀のヒップホップをリードしたウータン・クラン風ビートで始まる「ダーク・ファンタジー」、キング・クリムソンの「21世紀のスキッツォイド・マン」をカバーした「パワー」、後半の「ランナウェイ
feat. プッシャ・T」、「ロスト・イン・ザ・ワールド」、ヒップ・ホップというジャンルを超えた名作でした。80年代のストリート系ヒップ・ホップのコテコテビートも良さですけど、お洒落でポップなヒップ・ホップもいいですね。素晴らしかった。 |
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2010年11月11日(木) |
ローリング・ストーンズのライヴDVD 『レディース&ジェントルメン』 |

1972年の名盤『メイン・ストリートのならず者』リリース後の北米ツアーを収録した『レディース&ジェントルメン』は、1974年に一度は映画として完成したものの、一般に公開されることなく40年近くお蔵入りになっていた幻の作品?です。「ブラウン・シュガー」で始まるこのライヴ、72年はグラムロック全盛時代だった。そのスタイルそのままのミックさんの姿が今ではとても新鮮に感じます。「ハッピー」ではミックさんがキースさんのリードを食ってしまいそうな歌いっぷり、「むなしき愛」ではテイラーさんのすばらしいスライドギターが聴けるし、『メイン・ストリートのならず者』収録より、迫力たっぷりの「ミッドナイト・ランブラー」もすばらしい!「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」ではエンディングのタイミングにズレは生じるものの生ライヴのおもしろさです。ラストの「ストリート・ファインティング・マン」も後半になるとテンポがアップするアレンジも素晴らしいし、負けじとリズムを刻むチャーリーさんはかっこよすぎる!素晴らしいライヴ映像です。 |
2010年9月25日(土) |
AC/DC アンガス人形 |
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ソニー・ミュージック・ショップ限定販売、こんな人形が¥5000もする!高いと思うなら買わなきゃいいんだけど「限定」に弱い。通販でしか買えないからパソコンで手続きをみんなに聞きながら申し込み「届きました〜」。AC/DCファンじゃないと理解できませんよね。
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1991年8月17日、イギリスのキャッスル・ドニントンでの「モンスター・オブ・ロック」でヘッドライナーを務めた時のライブの模様をほぼノーカットで収録。これはかっこいい映像です。このライヴのアンガス・ヤングさんを見て欲しいけどDVDはまだ未発売なんです。CDはこちら

ロック殿堂入りを果たしているハードロック系、ロックンロール・ブルースロックバンドのAC/DC。代表作はやっぱり、『地獄のハイウェイ』や『バック・イン・ブラック』。だけど、かっこいいのは92年盤のこの『LIVE』。終始スタイルのかわらないロック魂と、アンガス・ヤングさんの短パン姿。映像なら言うことないけど、音源はやっぱりCD!だけど最近流行らないんだよねえ、こういう泥臭いロックが・・・。聴いてるのは年取っても自覚のないおっさん(自分のこと?)だけ! |
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2010年9月16日(木) |
ムシカ・イノセンテ
V.A |

顧客のS先生から頂きました。聴いてびっくり!僕はロックもレゲエもスカもヒップホップもパンクもそれなりに好んで聴いているんだけど、このCD、まさにすべてのジャンルのミクスチャー。日本盤でライナーノーツも付いているので聴き終えてから読んでみると、バルセロナの地下ミュージックシーンからのコンピレーションアルバムだそうです。70歳過ぎのおじ様が何処で、どんな情報をもとに手に入れられたのかは?ですが、スティングのイングリッシュマン・イン・ニューヨークのカバー・ナンバー(もちろんたんなるカバーではなく、ミクスチャー)なんかも入っていて、僕は楽しんで聴かせてもらっています。 |
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2010年9月4日(土) |
スティービー・レイボーン
『テキサス・ハリケーン』 |
 
1990年にヘリコプターの墜落事故によって不慮の死を遂げてしまったスティービー・レイボーンさん。84年発表のセカンド・アルバム、『テキサス・ハリケーン』。リフが絶妙な「スカットル・バッティン」、ジミヘンドリックスさんの「ヴ-ドゥ-・チャイル」、スローテンポの「ティン・パン・アレイ」など、すばらしいブルースギター・アルバムです。没後20年トリビュート?としてオリジナル盤からはもちろん、ライヴの音源も加えた『レガシー・エディション』盤が発売されてるようです。もう1枚は、スティーヴー亡き後、兄さんが未発表音源を集めて作った91年リリースのアルバム。ジミヘンドリックスさんの名曲中の名曲「リトル・ウィング」は聴く価値大有りです。「ライフ・バイ・ザ・ドロップ」のアコースティックギター演奏もすばらしい!今も発売されてるかなあ? |
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2010年6月10日(木) |
ザ・ドラムス |

もう半年近く過ぎてるにもかかわらず、「2010のROCKはザ・ドラムスで始まる!」みたいなレコメンドで買ってしまった。聴いてみたら、な〜るほど!80’代のポップなロックさを懐かしく感じた。ファーストの「ベスト・フレンド」はトーキング・ヘッズ風だったし、「レッツ・ゴー・サーフィン」はすごくのれた。まだ、アークテック・モンキーズほど、「ピン」と来てないんだけど、ライヴが見てみたい。来週15日から来日公演が始まるとやら・・・ |
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2010年2月18日(木) |
キングス・オブ・レオン |

グラミー賞の記事を見てたら、キングス・オブ・レオンが主要4部門のうち「年間最優秀レコード」を受賞したようです。このアルバム『オンリー・バイ・ザ・ナイト』は2008年盤なんですよね。僕通勤の車の中で聴きまくってたアルバムです。アメリカでこんなに評価高かったなんて・・・・、あっ日本がロック低迷?期か! |
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2009年12月24日(木) |
ロックの殿堂 |
アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド市にある博物館。ロックに大きな影響や功績を残したミュージシャンやプロデューサなどの記録が展示、保存されています。対象となるのはデビューしてから25年以上の音楽界に多大なる貢献を果たしてきた、選び抜かれたアーティストたちが表彰されている格式高き称号?です。2010年は僕の好きなところでここでも紹介させていただいてる、レゲエのジミー・クリフさんやパンクのザ・ストゥジーズが殿堂入りされました。ファンのアーチストが名誉を与えられるというのはいいですね〜! |
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2009年12月24日(木) |
パール・ジャム
『バックスペーサー』 |

20年ベテランバンドもニューアルバムを発売していました。昨年のR.E.Mしかり、ほんとにベテランらしい味と、新しいパワーを表現していますねえ。野球でいうなら160kmストレート!速度ばかりじゃなくキレも十分。おっと、160キロじゃなくて、145キロでキレは160キロ以上といったところですね。すばらしい!今年の年末も夜な夜なROCKで寝不足になりそうな気配。 |
パール・ジャム
『テン』 |

また、ちょっと古いアルバムから。90年代前半のアメリカは、湾岸戦争も含めて、一種の社会混乱が起こっていました。社会環境が、これまでアンダーグラウンドの音楽であったヘヴィで陰鬱なロックが求められるようになっていきました。そんな中現れたのが、ニル・ヴァーナを代表するグランジ? パンク・ロックを基調にハードな音楽をスロー・テンポで表現したニルヴァーナと違い、パール・ジャムはハード・ロックを基調にヘヴィで重いサウンドを表現してました。これ1991年盤、パール・ジャムのすばらしい1stです。 |

1st聴いたら2ndの『Vs』も聴きたくなって続けました。う〜ん、こっちのほうがいいかな〜?名曲「ドーター」が収録されています。1994年盤の3rd『バイタロジー』、1996年盤の4th『ノー・コード』までの4作は一気に聴いてもすばらしいロックアルバムだよね〜。 |
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2009年12月19日(土) |
ミューズ
『ザ・レジスタンス』 |

レコード店で見落としてました。発売日を見ると9月。何で見落とすかなあ?あっ、9月は何もせずゴロゴロしてたからかなあ?ほんとに今時、こんなインテリバンドがあるだけでも感動ものです。プログレッシブですがだんだんポップになって聴きやすくなってる気がします。これならロックファンじゃなくても、店や車のBGMでもOKかな?僕は以前に紹介した下の2枚が好きだけど・・・・。 |
UK・Rock ミューズ |
 
『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』 『オジリン・オブ・シンメトリー』2001年盤
ピアノロック・アートで紹介するのを忘れていたミューズの2001年盤アルバム『オジリン・オブ・シンメトリー』。ギタリストとしても屈指のマシュー・ベラミーさんが弾くピアノはショパン的?このアルバムの中でも弾きまくっています。「スペース・ディメンシア」はドラマチックな名曲?。そして昨年発売の『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』は前作にはなかった、ファンク・ダンス調ナンバーやアコースティック・バラードに至るまでこれまたプログレッシブでドラマチックな1枚を創り上げています。ヒット曲をパソコンを使ってダウンロードできる時代に1枚の作品を初めから終わりまで聞いて物語的な楽しみを得るようなクラシックな作りのアルバムはなくなりつつあるかもしれませんね。車でいうならマニュアルミッション車と同じ! |
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2009年5月15日(金) |
グリーン・デイ
『21世紀のブレイクダウン』 |

発売日にゲットしてしまいました。構成は、『アメリカン・イディオット』と同様コンセプトアルバムです。経済危機や環境問題など21世紀最初の大きな危機に直面している日常の苦しみや希望を歌い、光を見出そうとするその姿を、力強いパンク・サウンドとロックの枠を超えて表現している。美しいメロディーのバラード「ラスト・ナイト・オン・アース」、「レストレス・ハート・シンドローム」、破壊的な「ノウ・ユア・エナミー」、平和を願う「21ガンズ」など、一気にテンションの上がるアルバムです。 |

こちらはブッシュ政権への反発をエネルギーにした、グリーンディ初のコンセプトアルバム『アメリカン・イディオット』。2004年盤です。変化に富んだ楽曲構成ながら、持ち味であるポップ・パンク・サウンドが聴き応え充分のグラミー賞受賞作です。このアルバムは聴いたことのないみなさんで最新作気に入った方はぜひこちらも聴いてみてください。 |
初期のグリーン・デイ |

僕は「ロングビュー」や「バスケット・ケース」が収録された3rdアルバム『ドゥーキー』が、パンクとしてのステイタスがあって好きだなあ。でも、でも、パンクバンドが色にこだわらない上の2作のようなコンセプトアルバムを創り上げていくことにも感動しちゃう・・・。色にこだわり突き進むことも頑固で大切なスタイルだと思いますが、ロックアートを楽しむには色々バラエティがいいかも・・・・・? |
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2009年3月9日(月) |
ザ・プロディジー |

名古屋のFM局・ZIP、最近よくオンエアーされてるこのプロディジーのニューアルバム『インヴェイダーズ・マスト・ダイ』からの「オーメン」。パンクなダンス・ミュージック? でもカッコ良すぎる!テクノぽいってあまり得意なジャンルじゃないけど、彼等だけは別格って勝手なことを・・・・。
僕が彼らのアルバムを最初に買ったのは1997年盤の3rdアルバム、『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』

ロックとダンス?の融合といいましょうか、当時からオリジナリティが富んでいてかっこよかった!最近はソニー・ミュージックから再販盤も出てるようなので是非こちらも聴いてみて聴いてみてください。レディオ・ヘッド『OKコンピューター』と共に当時の僕のロックベスト盤でした。 |
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2009年1月31日(土) |
スクリーミング・ヘッドレス・トルソ |

ちょっと?かなり個性的な(変わった)ギタリスト、デヴィッド・フュージンスキーさんが結成した「スクリーミング・ヘッドレス・トルソ」の1995年盤記念すべき?1stです。内容はファンク色一杯で、ヨーデルボーカルも取り入れて独自の音楽観をアピールしています。マイルス・デイビスさんの名曲「ジャック・ジョンソン」をファンク色に仕立ててカバーしてるかっこいい?アルバムです。現在はバンドは解散。CDもおそらく廃盤かな?でもデヴィッド・フュージンスキーさん、今売り出し中のジャズ・ピアニスト上原ひろみさんのカルテットのギタリストとして全国ツアーが始まります。 |
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2009年1月8日(木) |
クアイエット・ライオット |

ランディ・ローズさんの結成バンド、クワイエット・ライオット。といっても彼はオジーオズボーンのギタリストとしての知名度の方が高いでしょうね。ヘリコプターの墜落によってこの世を去られてしまった後に、ランディ・ローズさんトリビュートとして1983年発売になった『メタル・ヘルス』。スレイドの1973年のヒット曲「カモン・フィール・ザ・ノイズ」をカバーして再び大ヒットとなりました。今でもよくFMキーステーションからオンエアーされているナンバーです。ヘビメタのクラシックス? |
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2009年1月5日(月) |
ザ・ポリス |

ポリスとしては最後のオリジナル・アルバムとなった1983年盤の『シンクロニシティー』。トリオのロックバンドとしてもすばらしいアンサンブルで、大ヒット曲「見つめていたい」を収録した傑作です。娘が、何とかっていう?R&B・ヒップホップグループのカバーバージョンをかけて、「この曲、すごくいいよ〜」と主張するもんだから、新年早々、自慢し気にオリジナルを聴かせてやった。
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年末に近所のレコード店に行ったらこんなDVD『サーティファイアブル』が発売になっていました。ポリスの代表曲ばかりを再結成ツアーで演奏された映像が詰っています。ベース・ボーカルのスティングさん、ギターのアンディ・サマーズさん。ドラムのスチュワート・コープランドさんの熟したアンサンブルがすばらしい!!いつ発売になったのかわかりませんが、新春早々、今年一番の映像です(あたりまえか)。 |
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2008年12月29日(月) |
レッド・ツェッペリンの映像 |

ツェッペリン色・匂いのするアーチストの音源聴いてたら、見たくなったから昨日は映像。これはロックの歴史的保存盤と言ってもいいようなレッド・ツェッペリンのライヴ映像!初期から後期までのすべての時代からのパフォーマンスがピックアップされています。今さらCDアルバム買うなら、高いけど、やめてこれ1枚!!! |
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2008年12月27日(土) |
ラモーンズ |

一昨日、ラックから取り出した1970年代後半のパンク・ロックアルバムの3枚の最後に聴いていたラモーンズの2nd、『リーヴ・ホーム』。どのアルバム聴いても終始一貫したパンク・ロックンロールスタイル!「グラッド・トゥ・シー・ユー・ゴー」、ロマンチックなラヴソング「オー・オー・アイ・ラヴ・ハー・ソー」、「キル・ザット・ガール」などラモーンズらしさがいっぱい。僕は、初期のアルバムの中では、この2ndが一番ギクシャクせずに聴ける。あ〜、これを最後に聴いたのが間違いだった。からだの隅々までラモーンズが浸透して寝付きが悪い!

ラモーンズ、今はもうオリジナルメンバーでのライヴは見ることも聴き事も・・・・3人が亡くなってしまいました。パワフルなパンク・ロックンロールの王道、聴いたことのない若いみなさんが聴きたくなったら、1988年のベスト盤、この『マニア』。 |
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2008年12月27日(土) |
パティ・スミスさん |

ニューヨーク・パンクの女王、ソングライターとしてもカリスマ的のパティ・スミスさん、1978年の3rdアルバム『イースター』。ブルース・スプリングスティーンさんとの共作の名曲「ビコーズ・ザ・ナイト」が収録されています。日本人アーチストのUAさんもライヴでカバーしていた曲です。僕にとっては、ちょっとヒステリックな容姿が魅力的なんだなあ。 |
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2008年12月27日(土) |
ザ・クラッシュ |

パンクからバラエティな音楽エッセンシャルを満たした3rdアルバム、『ロンドン・コーリング』はロックの名盤として上げられています。1978年盤の2nd、邦題、『動乱』。僕はパンク色だらけの1st、『白い暴動』より、「トミー・ガン」、「イングリッシュ・シヴィル・ウォー」など、ポップになった名曲が収録されている、ややステイタスを失った中途半端なこのアルバムが好きだなあ。クラッシュ解散後もジョー・ストラマーさんはソロでフジロックフェスティバルにも出場していましたが、もう見ることも、聴くこともできなくなりました。
でもDVDでは懐かしむことができます。パンク生誕30周年を記念して装いも内容もアップされた『ルード・ボーイ』。1977年に行なわれたロック・アゲインスト・レイシズムのギグを含むクラッシュのかっこいいシーンがてんこ盛りです。「白い暴動」はド迫力!
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2008年12月27日(土) |
ジェーンズ・アディクション |

90年代始めはオルタナティヴ・グランジ・ムーヴメントと業界では騒がれていました(僕はかっこいいと思えば何でもよかった)。まだまだたくさんいいアルバムがありますが、昨日ラックから取り出したのは、ジェ−ンズ・アディクションの『リテュアル・デ・ロ・ハビテュアル』。絶対ジャケット買いはしない!気持ち悪いデザインのアルバムですが、中身はツェッペリン的70'sハード・ロック、パンクをポップに表現した1990年盤の大傑作です。1stのライヴアルバム、『ジェーンズ・アディクション』もかっこいい! |
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2008年12月25日(木) |
イギー&ザ・ストゥージズ
『ロー・パワー』 |

イギー・ポップさん。個人的にはちょっと・・・・。しかし、&ザ・ストゥージズの1973年盤、『ロー・パワー』だけは別格。「サーチ・アンド・デストロイ」、「ユーアー・プリティ・フェイス・イズ・ゴーイング・トゥ・ヘル」、はかっこよすぎるし、アルバムタイトル曲「ロー・パワー」はやばい!!!これもパンクのクラシック。35年も前にこんなことやってることが「すご〜い!!!」。これもまだ発売されてるかなあ・・・?

もう1枚あった!2ndの『ファン・ハウス』。「全然きかね〜、もっと持って来い!」的、既にメンバー全員がドラックに溺れドロドロの状態で録音したんでしょうね。ひたすら音楽における暴力性とフラストレーションをぶつけるライブは過激でガラスの破片の上をのたうち回ったり、肌に鉛筆を刺したり体中をスティックで叩きまくるといったパフォーマンスは今や伝説的ですね。1970年、こちらも、今から40年も前に、こんな音がレコーディングされたことがすごい! |
ザ・ボーイズ |

これまた古い!ザ・ボーイズの1977年の1st『ザ・ボーイズ』。ハードなんだけどポップにアレンジされた楽曲が、反逆精神的なパンクを耳だけは和ませてくれます。しかし、ガンガン奏きまくってます。「Sick
On You」は、ミッシェル・ガン・エレファントもカバーしてた。パンクの名曲ですね。「Soda Pressing 」もしてましたかね?
ミッシェル・ガン・エレファント、解散してしまいましたけど、好きでした。ミッシェル・ガン・エレファント、僕のは、保存のためにこの2枚のベスト盤に整理。
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2008年12月24日(水) |
オペレーション・アイヴィー |

の1st、「オペレーション・アイヴィー」。1989年?90年?盤だったかな?パンクのクラシックです。1曲目の「ノウリッジ」はグリーン・ディもカバーしてるかっこいいナンバー、2曲目の「サウンドシステム」もめちゃいい!一気に27曲パンクがつまったベスト盤的アルバムです。まだ発売されてるかなあ・・・? |
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2008年12月20日(土) |
R.E.M
1990年代、2年続けてR.E..Mで楽しめました。 |
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1991年盤のアルバム、『アウト・オブ・タイム』。「ルージング・マイ・レリジョン」・「シャイニー・ハッピー・ピープル」・「カントリー・フィードバック」などの名曲ぞろいのロックのクラシックです。
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こちらは1992年盤、『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』。ラフなロックアートとは違ってアコースティックな美しさに満ちたアルバムです。「エヴリバディ・ハーツ」・「マン・オン・ザ・ムーン」。ピアノがとても美しい「ナイトスィミング」。このアルバムも名曲たっぷりです。歌詞はちょっと重いけど、聴くには意味がわかんないからまあいいっか! |
2008年のR.E..M |
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おっさん達となったR.E..M。この春発売された、『アクセラレイト』。無難でアダルトな落ち着いたロック路線かと思いきや、パンク色!ど肝を抜かれた。マイケル・スタイプさんのカリスマ性はやはりすごい!僕はレコード店で「パッと見」購入してしまう。よ〜く見て買えば輸入盤か日本盤の違いくらいは・・・・。日本盤は歌詞の和訳があって絶対なのに、時々やるんだよね、家に帰ってから「しまった〜」って。 |
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2008年12月20日(土) |
ザ・ストーン・ローゼズ |
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「テン・ストーリー・ラヴ・ソング」を始めすばらしい楽曲が詰った2nd、『セカンド・カミング』。キラめくギターとノリのいいドラムでインパクトの強かった1stアルバム『ストーン・ローゼズ』もすばらしかったけど、リラックスして聴けるロックはこちらかな?
レッド・ツェッペリン色に染まったような、ジョン・スクワイアーさんが僕には耳馴染み。1994盤。 |
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2008年12月5日(金) |
昔に戻って |
テレビはほとんど見なかったのに、子供達がやや大人になると、若者の興味は?と、家族付き合いも含めて一緒にテレビ。一時はイトさんにも、「鈴木さん、ドラマめっちゃ詳しくない?昔は月9の話すらチンプンカンだったのに」と冷かされてたほど。子供達が自立して家を出て行っても、しばらくこの習慣が続いていましたが、最近は「おもしろくな〜い」と独り言いいながら隣の部屋行って音楽鑑賞(って教養豊なもんじゃなくて聴いてるのはひたすらロック時々ジャズ)、時々麻雀ゲーム(根暗ですね)。ロックになると、「うるさ〜い!ヘッドホンかけて聴いてよ!」と苦情がくる。しばらく遠ざかっていた音楽鑑賞、ガンガンいくよ〜。ふる〜いCD、音楽編に載せますからよろしくね! |
2008年12月3日(水) |
ガンズ・アンド・ローゼズ |
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新譜は何と14年ぶりだそうですね。アルバムタイトルは1stシングル曲、『チャイニーズ・デモクラシー』。レコード店では大宣伝していて、ついつい手にしてしまった。『アペタイト・フォー・ディストラクション』、『ユーズ・ユア・イリュージョンT・U』があまりに衝撃的、完成度の高いアルバムだったでけに。「え〜↓」とテンション下がるのは僕だけですかね?通勤の車は一昨日からこのアルバムがリピートしてるのですが・・・・。僕のロックの感性が変わってしまったのか・・・?でも、ロックの王道?です。聴きやすいアルバムに仕上がっているんでしょうね。「ベター
」はいいなあ! |
ガンズ・アンド・ローゼズ |
僕の大好きな日本人ジャズ・アーチスト、akikoさんもカバーしている、ガンズ&ローゼズ、1987年リリースのアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』。80年代のロック・アルバムの傑作中の傑作です。アクセル・ローズさんの作る痛烈な曲は僕を熱狂させてくれました。このアルバムの中でも「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」・「パラダイス・シティ」・「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」なんかは最高です。4年後の1991年、2枚同時発売された『ユーズ・ユア・イリュージョンT・U』は楽曲的に数段上。Tの「リブ・アンド・レット・ダイ」、「ドント・クライ」、「ノーヴェンバー・レイン」。Uの「シビル・ウォー」、「ユー・クッド・ビー・マイン」、ボブ・デュランさんのカバー曲「ノッキン・オン・ヘブンス・ドア」、なんかは、いつ聴いても時代を感じさせないかっこよさがあります。ロックという音楽を、うるさくて耳ざわりで聴く気になれない人にも、ロックのエネルギッシュな部分、楽曲としてとても聴き易い部分が融合したアルバムです。僕が聴いた回数的にはこの2枚の方が多くて音楽的には好きなのですが、ロックのステイタス、パワー、アルバム全体的な雰囲気(意味不明な表現ですが)なら87年の『アペタイト・フォー・ディストラクション』。やはりこれでしょうかね。 |

『アペタイト・フォー・ディストラクション』 |

『ユーズ・ユア・イリュージョンT・U』
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2008年11月27日(木) |
ZIP・FM 「YOUR・SONGS」 |

エクストリーム
『ポルノグラフティ』 |
昼間オンエアーされてる番組のなかで、想い出に残る曲「YOUR SONGS」というコーナーでこんな便りが紹介されました。
『昔、バンドやっていた仲間のギタリストと交際をしていました。誕生日のとき小さなライヴハウスですが貸しきってくれてこの曲を演奏してくれました。今は別れてしまいましたけど、私にとってとても想い出の曲です』
って、かかった曲はエクストリームの「モア・ザン・ワーズ 」。ライヴハウス貸しきって誕生日に演奏プレゼントなんて、めっちゃかっこよくて、最高じゃないですか!「モア・ザン・ワーズ 」、今やロックのクラッシックスですね。アコースティックギターで演奏されてる素敵なバラードです。ロックファンじゃなくても聴いてほしい1枚です。 |
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2008年11月2日(日) |
ジャニス・ジョプリンさん |
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夏木マリさんがバンドやってたなんて知らなかった。その名は、ジビエ・ド・マリだそうです。アルバムは、ジャニス・ジョプリンさんの2曲で始まっているそうな・・・。
さあジャニス・ジョプリンさん、左は1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバル初出演によって、一気にスポットライトを浴びることとなったバンド、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーとの『チープ・スリル』。名曲「サマータイム」が収録されています。右は1971年、ジャニスさんの死後まもなく発表された遺作『パール』。アルバム冒頭の「ムーヴ・オーヴァー」、続いて「クライ・ベイビー」は今聴いてもしびれますよ。 |
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2008年9月12日(金) |
ヒップ・ホップ界のスター |
これ、おもしろいジャケット!(ジャケットのデザインは村上隆さんらしいですね)と、ジャケット買いしたカニエさんの『グラデュエーション』。気がついてみると、グラミー4部門受賞アルバムになっていました。ポップで聴きやすい現代ヒップホップに仕上がっていて、いかにもグラミーって気がしました。今日のニュースでこのカニエさん、『ロサンゼルス国際空港でつきまとってきたカメラマンと口論の末、相手の機材を床にたたきつけて壊し、器物損壊容疑で逮捕された』。とAP通信などが報じたそうです。グラミーが泣いていますよ!鬱陶しいのはわかるけど・・・・。スターは宿命! |
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2008年9月12日(金) |
AC/DC |
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ロック殿堂入りを果たしているハードロック系、ロックンロール・ブルースロックバンドのAC/DC。最近、新譜が発売されるようでFM局からよくオンエアーされています。代表作はやっぱり、『バック・イン・ブラック』。だけど、やっぱりかっこいいのは92年盤のこの『LIVE』。終始スタイルのかわらないロック魂と、アンガス・ヤングさんの短パン姿。映像なら言うことないけど、音源はやっぱりCD!だけど最近流行らないんだよねえ、こういう泥臭いロックが・・・。聴いてるのは年取っても自覚のないおっさん(自分のこと?)だけ! |
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2008年7月26日(土) |
フジ・ロック・フェスティヴァル |
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1997年に音楽と自然を自由に楽しむフェスとしてスタートし、すっかり定着したフジ・ロック・フェスティヴァル。昨日から、始まりました。イトさんと桜井に毎年行かせてくれ!とお願いしてるのですが、快く受け入れてもらえてないような雰囲気なので、あきらめています。苗場山あたりに「登りに行きた〜い」ってお客さんでも現れれば・・・・。まあ、でも今年は開催日直前に、初めて開催された嵐の富士山麓天神山から、2007年苗場までの過去11年間を振り返り、フジロックの歴史を語る上で欠かせない主要アーティスト計100組程のライヴ映像を織り交ぜながら、ドキュメンタリー形式で再現したDVDが発売されました。
僕はドキュメンタリーはどちらでもよくてライヴだけでよかったのですが、行けない残念さを映像で楽しめそうです。過去の話ですけどね・・・・。
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レディオ・ヘッド |

アダルトになりました。山梨県南アルプス市に住んでいる後輩のS君が学生の頃、僕と一緒に山行する時の車の中はレディオ・ヘッドばっかり!始めはとっつきにくかった彼らの1997年アルバム『OKコンピューター』も、野郎が大好きで、聴いてるうちにどんどんはまり、2001年アルバム『キッドA』は、今はまっているホワイト・ストライプス的感傷でした。7年過ぎた今、昔と同じようなレディオ・ヘッドだったら聴かなかっただろうな?。大人になった彼らの大人としてのレディオ・ヘッド、僕はすばらしいと思った!最近、通勤の車中、行きはこれ!帰りはホワイト・ストライプス。今年はジャズを忘れそう! |
レディオ・ヘッド
2007年の書き込み |
 
1997年に発売されたレディオ・ヘッドの『OKコンピューター』。90年代のロックを代表する傑作!の1枚です。「パラノイド・アンドロイド」、「ノー・サプライゼス」は名曲。英国ロックバンドがアメリカでも絶賛された、2000年アルバム『キッドA』。エレクトロニックなサウンドを多いに取り入れ、世界のレディオ・ヘッドへのスタートとなった名盤です。1stを飾っている「エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」はかっこいい!ジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドーさんもライヴでは演奏していたそうな。是非聴きたかった。いや見たかった! |
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ニルヴァーナ |
このバンドのことは、今さら・・・ですね。邦画のDVDを買いにいったついでに音楽映像のコーナーに行くと、真っ先に目に入ったニルヴァーナの『アンプラグド・イン・ニューヨーク』。1994年、僕がエヴェレスト登山から帰った春、カート・コベインさんが亡くなり、その秋に彼の生前に収録したMTVの名物番組『MTVアンプラグド』は音源のみCDとしてリリースされ、追悼を込めて手にしたのを鮮明に記憶していました。映像化されてるDVDを目にした時は、めっちゃうれしかった!ロックバンドのアコースティック・ギグは魅力たっぷり。ハードなライヴとは異なったアーチストの表情・しぐさが鮮明に映し出されるところが特にいい!古典落語の落語家の表情がネタのひとつと同じくらいに・・・・。この映像はロックの歴史のひとつだと思う。
若〜いみなさんには、ロックそのものが流行ではないかもしれませんね。音楽カテゴリーのウンチクはともかく、聞いてみてください。そこにはエネルギーを感じると思う。ベスト盤は発売されてませんが、LIVE編集収録盤が発売されています。 |
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シアトル、オルタナティブロックの全盛を築いた1st『ネバーマインド』は始めは馴染めなかった。松本市でクライミングジムを運営している後輩のH君にあげた記憶。 |
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ホワイト・ストライプス |
僕にはこのバンドはもう病みつき!昨年6月に発売になっていた、6thアルバム『イッキー・サンプ』も店頭で目にして、ジャケットを見ただけで、プレビューは関係なしで手にしてしまう。ショップのカウンターで、「包装全部とってすぐ聴ける状態にしといてください!」と、変わったおっさん!を演じて、車で即聴き。彼らのどのアルバムも、出だしのインパクトが・・・、先制パンチ、後は逃げ切り型はちょとづるいプロデュースだけど・・・・。タイトル曲「イッキー・サンプ」、「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ(ユー・ジャスト・ドゥ・アズ・ユア・トールド)」いいですね〜。ライヴが是非見てみたい!
レッド・ツェッペリン |
ホワイト・ストライプスに何ではまるのかな?っと思って冷静に聴けば、ちゃんと歴史を継承していました。60年代後半から70年代中期にかけて、ロックの歴史を築いたレッド・ツェッペリン風の音源が随所で聴けます。ホワイト・ストライプスを聴いて、「いい!」と思ったみなさんで、ツェッペリンを聴いたことない方がいらしたら是非、この1枚も聴いてみてください。71年のレッド・ツェッペリンW。「ブラック・ドック」、「ロックン・ロール」で始まって、「天国への階段」できっとKOされると思います。 |

『レッド・ツェッペリンW』 |
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「イッキー・サンプ」2007年盤 |
ホワイト・ストライプス |
すっかりJAZZ色が強くなりROCKから遠ざかってしまいました。ショップのROCKのコーナーにも必ず足が行っていたのですが最近は・・・、それでも気に入って聴きまくっているのが、ホワイトスト・ライプスの4thアルバム『エレファント』。1曲目、「セヴン・ネイション・アーミー」のブルース・ロック的グルーブにはまりまくってたところ、先日ショップで偶然中の偶然、ホワイト・ストライプスの棚に目が行き「えっ!新譜が出てるじゃん(三河弁)」と手にしたら、すでに半年前に発売になっていたアルバム『
ゲット・ビハインド・ミー・サタン』でした。このアルバムも1曲目の「ブルー・オーキッド」にはまって(何と言うかハードロック的なところが)。ところが、アルバム全体はフォークギターやピアノさらにマリンバなんかも使って、ブルース・ロック・フォークを見事にロールさせながら耳なじみ易いポップスに仕上げて、聞けば聞くほどに前作よりはまります。 |

「エレファント」2003年盤 |

「ゲット・ビハインド・ミー・サタン」2005年盤
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2008年1月
ここから2008年の1年間ロックを語ります。昔のも含めて・・・なんちゃって! |
シェリル・クロウさん |
しばらくぶりの名前でした。どこで甦ったかといいますと、この冬、1月の日プロの八ヶ岳イベントに参加を決めてから、ちょくちょく買い物に来てくれるYさんのブログ。来店時にブログのことを聞き、開けてみて「!」。写真がすばらしい。ライフログの中では、シェリルさんの2002年、大ヒット?アルバム『カモン・カモン』を挙げていました。ついつい、僕もちょっとファンだったこともあって、1999年だったかな?グラミー賞で最優秀ロック・アルバムを受賞して、その年に発売になった、ニューヨーク・セントラル・パークでのベネフィット・コンサートの模様を収録したライヴ・アルバム、『シェリル・クロウ・アンド・フレンズ・ライヴ・フロム・セントラル・パーク
』のこと話ました。これ、ぜひ映像盤を出して欲しいくらいのアルバムです。 |
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ヒップ・ホップ |
毎年恒例の米ロックの殿堂入り記念式典が、米ニューヨーク市内ウォルドフ・アストリア・ホテルで行われ、グランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイブがラップミュージシャンとして初の殿堂入りを飾ったそうです。何時だったかなあ?(1995年でした)レコードショップのヒップ・ホップコーナーのレコメンドにつられて、僕が初めて買ったヒップ・ホップのレコードが彼等の『ザ・メッセージ』。初盤は1982年。ストリートラッパーとしてのポップなノリがすごく耳ざわりがよくて、今聴いてもお洒落な1枚です(最近のヒップ・ホップは下品?ですものね)。日本のヒップ・ホップグループの初めて買ったレコードは、ライムスターの1999年盤『リスペクト』、これもレコードショップのレコメンドにつられて。「B−BOYイズム」、「野性の証明」、「ブラザーズ」などの名曲が詰まった1枚です。
これもレコメンドで買った2枚。1枚はジェラシック5というグループの1997年盤『EP』。ややロック要素も入った名盤。もう1枚は、アグリー・ダックリングの1999年盤『フレシュ・モード』、ジェラシック5と同様、オールドスクールを意識したファンキーなノリのゴキゲンなヒップホップアルバムです。 |

『フレシュ・モード』 |

『EP』 |
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『ザ・メッセージ』

『リスペクト』 |
2007年グラミー賞 |
「NARASアチーブメント・アワーズ」が正式名称だそうで、受賞者にグラモフォン(蓄音機)の形をしたレプリカが贈られることから一般にグラミー賞と呼ばれてるそうです。たくさんの部門の中から最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の4部門が特に注目を集めているようです。レコードショップにもこのノミネート曲・受賞曲を編集したコンピレーションアルバムの売れ行きが好調とやら。最近は衛星テレビWOWWOWで放送されていて、2月13日に若者とのスキー練習から疲れきって帰ってから眠気眼に何気なしに見てしまいましたが、残念なことに主要4部門とやらには僕の知らないアーチストばかり(見なきゃよかった)。唯一、眠気眼記憶からレッド・ホット・チリ・ペパーズが「最優秀ロック・アルバム賞」を受賞したくらいですかね。ロッカー達にとってはグラミーなんて自分達のアートには関係ないのかもしれません。アメリカニズム?だとするとその他の国のアーチストは特にですね。僕もグラミーはどうでもいいや!と10日過ぎてしまいましたが、そのレッド・ホット・チリ・ペッパーズだけは紹介してみたくなったので・・・ |
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ |
たくさん発売されてる中から僕好みの3枚を。昨年5月に発売になり、先のグラミー「最優秀ロック・アルバム賞」作品『ステイディアム・アーケディアム』。「ダニー・カリフォルニア」はラジオステーションからもかかりまくった名曲です。1999年の『カリフォルニケイション』は「スカーティッシュ」「アラウンド・ザ・ワールド」「アザー・サイド」などのヒット曲が収録されたメロディアスな1枚。僕の一押しアルバムは1991年の『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』。「ギヴ・イット・アウェイ」「アンダー・ザ・ブリッジ」などファンク・ロック色が最も充実してる名曲が刻まれた1枚です。 |

『ステイディアム・アーケディアム』素晴らしい楽曲のロックが詰まった2枚組み。 |

1999年の『カリフォルニケイション』これも口ずさみたくなる楽曲ぞろい。 |

1991年の『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』。レッ・チリを知らされた傑作! |
2007年2月 |
UK・Rock アークティック・モンキーズ |
イギリスではインディ・ロックが成熟期をむかえているそうな。商業ペースがメインのメジャーに対して、信じた自分のアートを自然体で貫き成功しているようです。そのリーダー的存在がアークティック・モンキーズ。1stアルバム『ホワット・エヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム〜』(長いタイトル) は1曲目からロックの「現在・過去・未来」一気に突っ走る40分。いや、現在・過去は不要にしているのかもしれない。このアルバム昨年1月、イギリスに行っていた娘から情報をもらって手にしたもの。「マーディ・バム」、「ホエン・ザ・サン・ゴーズ・ダウン」はかっこいい曲! |
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UK・Rock ザ・コーラル |
ついでにもう1枚、ザ・コーラルの『インヴィジブル・インヴェイジョン -リミテッド・エディション-(2枚組)』。このアルバムも一聴飾り気のないストレート・ポップなロックですが、聴けば聴くほどにいろんな要素が含まれていることに気づきます。曲・曲が、初期のストーンズ風だったり、ドアーズやバナナのジャケットで知られているヴェルヴェット・アンダーグランド風だったり、デュープ・パープル風だったり・・・。フジロックでもかっこよかったそうな・・・。今年は行くぞ!火が点いたので僕のCDラックにあるおすすめロック盤なんかをどんどん載せます(古いかもしれませんが・・・)。 |

ザ・コーラル
「インヴィジブル・インヴェイジョン -リミテッド・エディション-(2枚組)」
2005年盤 |
懐かしい復刻盤 |
最近レコードショップで目にするのは、60〜70年代の懐かしいレコードのCD盤。といっても従来のプラスティックケースにはいったものではなく、昔のLP盤の縮小。同じような紙のジャケットで、30cm四方だったLP盤ではなく一般のCDよりやや大きめサイズ、「紙ジャケCD」と呼ぶそうです。JAZZの復刻盤は90年代後半からこのような紙ジャケCDが発売され始めていましたが、ROCK・POPSとなるとここ最近ではないでしょうか?80年代のレコードはもうCD化されていますので、LP盤を見つけることの方が稀少です。60〜70年代に青春を過ごしていた我々は、現在のような多様社会ではなかったので、音楽を聴いて過ごすのが唯一の楽しみかな?この紙ジャケCD、我々には「懐かしい1枚」、若い世代の人たちには「夢のある1枚」のようです。家の娘もCMに使われている、エアロ・スミスの75年の作品「WALK
THIS WAY」を聴いてかっこいいと叫んでいます。価格も¥2000未満(税込)とリーズナブルで、ヒット商品になるといいですね。 |

エアロ・スミスの1976盤「ロックス」ROCKのクラシックスです。 |
ロックピアノ・アーチスト その3 |
オルタナティブ・ロック(「alternative」英語で音楽的解釈は、「型にはまらない音楽」という意味だそうで、1990年代あたりからアメリカでは「Rock」を主に「Alternative」というそうです)としては、ピアノをメインに使ったギターレストリオの唯一のバンド、ベン・フォールズ・ファイヴの1stアルバム。ピアノという打楽器の本質的音を「ピアノ弾きテクニック」とはまったく違う方向でパワフルに表現したかっこいいアルバムです。そういえば、アンジェラ・アキさんのアルバムを紹介した時に、彼女のルーツにフィオナ・アップルさんを紹介しましたが、彼女も、力強く打楽器していて、ヒステリック的なピアノを表現しています。もうひとつは、ジャズピアニストとして昨年グラミー・アワード「最優秀ジャズ・ヴォーカル」にノミネートされたにもかかわらず、珍しくロックに傾倒(ニルヴァーナやサウンド・ガーデンにハマってギターを手にしていたそうな)していたというジェイミー・カラムさんの2nd『キャッチング・テイルズ』。ジミ・ヘンドリックスさんをピアノで弾きこす個性派。R&B色・ヒップホップ色・ロック色、いろんな色が調和した耳ざわりのいい1枚です。
ロックピアノ・アーチスト その2 |
ロックというよりポップスですが、カナダ出身のシンガーソングライター、ダニエル・パウターさんの1st『ダニエル・パウター』もキャチャーなメロディもさりとて、爽やかで聞きやすいピアノで彩られています。「バッド・デイ」は大ヒット曲、ラジオメディアでもよく流れていました。あっ!そういえば、クィーンの「ボヘミヤン・ラプソディ」なんかもピアノ旋律曲でいいですよね! |

クィーンの「オペラ座の夜」 |

ダニエル・パウターさんの1st |
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ベン・フォールズ・ファイヴの1st

ジェイミー・カラムさんの2nd |
ロックピアノ・アーチスト |
ジャズ好きなのはピアノという楽器の音色にひかれるのかもしれません。ピアノという鍵盤楽器はイメージ的にクラシック・ジャズにいきがちですが、ロックにも随所に使われています(楽器と音楽ジャンル仕分けをするのはナンセンスですね)。ピアノロックおすすめ盤なんていうのもこっそりと・・・。ビリー・ジョエルさん、エルトン・ジョンさん、エルヴィス・コステロさん、スティービー・ワンダーさん(ロック?)というピアノ使いの超メジャーアーチストはさておいて、古くは伝説的アーチストのひとり、ニッキー・ホプキンスさん(知る人ぞメジャー)。僕の持っているローリング・ストーンズの1968年アルバム『ベガーズ・バンケット』の「悪魔を憐れむ歌」やビートルズの『ホワイトアルバム』?の「ジェネレーション」等にセッションピアニストとして参加していた彼の1973年盤の『夢見る人』(残念なことに廃盤のようです)は、彼の見事なピアノを聞かせてくれる楽曲ぞろいです。(彼は1994年不慮の死を遂げてしまいました)。もうひとつは、アラン・トゥーサンさんの1975年盤『サザン・ナイツ』、音楽都市ニューオリンズでR&B/ブルース旋風の一人者。アルバムタイトル曲は特に最高!ニューオリンズといえば昨年最大級ハリケーン「カトリーナ」による大被害を受けた都市。音楽活動による復興も盛んで、そのひとつとして、中島美嘉さんが、エルヴィス・コステロさんと、ともにコラボレーションのお相手として話題?になっているピアニストのひとりです。深夜、寝ぼけ眼にふっとテレビチャンネルいじってみたら、何という番組だったかな?、中島美嘉さんが、ルイ・アームストロングさんの「この素晴らしき世界」をアランさんのピアノをバックに、涙いっぱい溜めながら歌い始めたから、思わず見入ってしまいました。 |
もう30年以上前の古いアルバムですが、これが30年前の音楽?と思えない感動も味わってみてください。

1973盤ニッキー・ホプキンス 「夢見る人」

1975盤アラン・トゥ−サン 「サザン・ナイツ」
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レゲエ |
娘から「親父、レゲエのCD持ってる?」と聞かれて、あ〜、そういえば、昔、聴きまくってたなあ。とラックを探してみると、20枚くらいありました。古いですよ!ボブ・マーリー&ウェラーズ、ジミー・クリフ、ピーター・トッシュ、サード・ワールドといったジャマイカ・クラシックスだけ。彼女は、最近のクラブ系ノリノリUKレゲエが聴きたいみたいで、コテコテ・ジャマイカはお気に召さないようでした。近代盤なんて、何がいい?って、こっちが聞きたいくらいだよ!でも、うっとうしい梅雨の雰囲気のウップンばらしに、レゲエをかけてみますか!と今日のお店はボブ・マーリー。1981年に脳腫瘍だったかな?他界されて25年が過ぎましたが、どのアルバムを聴いてもGOOD!どれか1枚なら1975盤の『ライブ』。僕がレゲエを聴くきっかけになったのは、エリック・クラプトンさんの1974年アルバム『461オーシャンブルーバード』でのボブ・マーリーさんのカバー曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」。あまりのかっこよさに曲のルーツを調べてたどり着いたというわけです。このアルバムは最高ですよ!ロックのクラシックス!実は、お店でかけてるのも、ボブ・マーリーさんのコテコテ、オリジナル・レゲエではなく、レゲエ・フィルハーモニック・オーケストラというグループアーチストの『マーリー・クラシックス』というカバーアルバムです。ポップにアレンジしたボブ・マーリさんの原点が聴けておすすめです。彼等の1stアルバムもすごくいいのですが、いつのまにか廃盤になっているようです。マイナーなんですねえ〜。聴いてみたい方は貸し出ししま〜す!廃盤になっているCDコピーしても罪になるのかな〜? |

ボブ・マーリー
「ライヴ」1975盤 |

ジミー・クリフ
「ハーダー・ゼイ・カム」 |

サード・ワールド
「ラブ・アイランド」 |

レゲエ・フィル・ハー
モニック・オーケストラ |

エリック・クラプトン
「461オーシャン・
ブルーバード」 |
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ローリン・ヒルさん
ご主人?が故ボブ・マーリーさんのご子息だそうです。
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ご存知の方が多いと思いますが、ローリン・ヒルさん。全世界を席巻したスーパー・HIP
HOPグループ「フージーズ」の中心アーチスト。彼女の1999年のソロアルバム、『ミスエデュケーション』はすごくいいポップなヒップホップ・R&Bアルバムです |
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こちらは、ローリン・ヒルさんが、たった一人でギターと共に奏で、メッセージを送った『MTVアンプラグド』。映像も見たけど、CD録音盤の方が落ち着く気がします。インパクトの強い楽曲は無いものの、ジワーとくる楽曲が溢れたアルバムかな? |
UB40 |
最近、ZIP・FMでよく耳にする曲、「レッド・レッド・ワイン」。イギリスのレゲエ・ポップグループ・UB40のナンバーで、思わず身体をリズムに合わせて動かしたくなるほど、ポップなレゲエです。この曲、彼等の1983年盤アルバム『レイバー・オブ・ラブ』に収録されています。アルバムラストは、ジミー・クリフさんの超名曲「遥かなる河」で飾っています。今から20年以上前のアルバムですが、カッコいいおすすめ盤で〜す。 |
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アーニー・ディフランコさん |
またラックの中から古いアルバムをひとつ。フォーク界のど迫力娘(お嬢さんかも)、毒舌もさることながら、ポスト、ジョニ・ミッチェルさんとも、ボブ・デュランさんとも言えそうな、アーニー・ディフランコさん。たくさん出ているアルバムの中から1996年盤の8作目「ディレイト」を、アコースティックギター1本でフォークをヒップホップ・パンクのエグさとスピードで表現しているスタイルがとても新鮮に聞こえます。このアルバムも、レゲエ調に編みこんだ彼女の神秘的な姿のジャケットが、気にいって買ってみると、中身は「大満足」という1枚でした。アルバム中タイトル曲もさりとて、7曲目のSHAMELESSがかっこいい!聴けば聴くほどにいい!(こればっかりですね) |

「ディレイト」1996盤 |
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