邦楽編

2014年9月14日(日)
シーナ&ロケッツ
シーナ&ロケッツ、35周年ライヴ「日比谷野音」なんて記事が目に入ったら懐かしくなった。シーナ&ロケッツもだけど、「野音」も。結成当時のこのバンド好きだったなあ!
                    

買ったレコードは確かこれ『真空パック』今はCD再販がされていないようです。名曲「ユー・メイ・ドリーム」、「レイジー・クレイジー・ブルース」、「アイ・ガット・ユー」が収録されているアルバムです。このアルバムは再販されていませんが、このバンドが最高にポップでロックだった頃のベスト盤が発売されています。これとってもご機嫌な『ベスト盤』です。シーナ&ロケッツ聴かれたことがないみなさんは是非!
                    

鮎川誠さんすでに66歳、日本のロックのレジェンドです。ラモーンズの敬愛者ですからねロックンローラーですね。
2014年6月12日(木)
内田勘太郎さん
DES’E MY BLUES
              
衝動買いしてしまいました。憂歌団のギタリストです。勘太郎さんのギターと木村充揮さんのダミ声に引きつけられたものです。衝動買い大成功でした。全曲インストのほんとにマイ・ブルースです。しぶい!しびれた!
2014年1月26日(日)
大瀧 詠一さん
もう去年の年末の出来事でしたね。ご冥福をお祈りします。僕たちの世代の大瀧さんは、やっぱり「はぴーえんど」ですね。インテリでかっこよかった。ファンキーな「春よ来い」、ブルースぽい「かくれんぼ」、ちょっと過激な「飛べない空」、楽曲のいい「十二月の雨の日」、情緒豊かな「朝」、これで追悼したいですね。
              
いや、日本のロック・ポップス界の歴史に残る名盤、この「ロング・バケーション」がふさわしいかもしれませんね。
               
2013年10月10日(木)
大西ユカリさん
ニガイナミダが100リットル』
               
もう、この人のパフォーマンスは今さら!・・・です。今回は全曲宇崎竜童さん。レコメンドも何もいりまへん!とにかく、聴いてみなはれ!損はしまへんで!
2013年10月10日(木)
正山陽子さん
1st『Yoko Masayama』
               
レコメンド買いをしてしまいました。久しぶりに軽快なアルバムを聴きました。大ファンのエゴラッピンの中納良恵さんに匹敵ですね。アルバム1stを飾るに、心持ちいい「オリオン座で待つ」、聴きどころはアルバムバージョン、アコースティックバージョンの「Bye Bye Bye」さらに、そして「雨また雨」、いい曲が入っているんですよ!ライヴを見てみた〜い!
2013年8月25日(日)
トワ・エ・モア
『ゴールデン・ベスト』
               
「虹と雪のバラード」、1972札幌オリンピック、これもその時のテーマ曲です。山室恵美子さん(今は白鳥恵美子さん)の澄んだ声が素敵でしたねえ!数えればきりがないくらいいい曲が詰まっています。あったりまえか「ベスト」でした。
2013年8月25日(日)
今さら誰のアルバムかなんて・・
               
もう先月のことでした。楽曲もボーカルの吉岡君もとてもいいなあ!と想いながらもCD買ったのは今回が初めて。
「いいなあ」と思ってても購入にいたらないアーチストってありますよね?「風が吹いている」もうおなじみのロンドンオリンピックですね。吉岡君がこんな曲を書くんだ!って「東京」も、らしくなくって良かったなあ。
2012年11月15日(木)
小泉今日子さん
Koizumi Chansonnier』
              
時々ラジオで流れる曲が良くて、なんとあの小泉今日子さんの「100%」という曲でした。アイドルとしてまったく興味なかったんですが、「TOYKO No1SOUL DET」のアルバムで歌われてからちょっと興味が・・・。アルバムとしても素晴らしい出来です。いいのは、シンガー・ソング・ライターはその個性がどのアルバムにも出ちゃうのが、彼女はその時代、その時の感性が生かされてる感じで・・・、二階堂和美さんの曲もいいですね。フジテレビの『最後から二番目の恋』のちあきさん役も良かったなあ。
2012年4月28日(土)
東京スカパラダイスオーケストラ
『Walkin'』
                
スタートのタイトル曲からクールでかこいいですね。スカの楽しさも十分に味わえるアルバムです。エゴ・ラッピンの中納良恵さんのボーカル、「縦書きの雨」や、ジャズ・ピアニストの上原ひろみさんの歯切れのいいピアノの「水琴窟」も、アルバム全体をご機嫌にしていますね。長距離ドライブにもいいですね!眠くならない!
2012年4月27日(金)
斉藤和義さん
『45 Stones』
                
これ、昨年の11月発売のアルバムです。ふらっとレコード屋さんに立ち寄って、目に付いて衝動買いしたんですけど、久しぶりに、「メッセージ」色の強い音楽を聴いた気がしました。色じゃなくてそのものかもしれませんね。『家政婦のミタ』の主題歌「やさしく歌って」、あれも斉藤和義さんだけど・・・。是非、こっちのほんとうの?かっこいい!斉藤和義さんを聴いてほしいなあ。あ〜何だか、1988年の清志郎さんのこのアルバム思い出しちゃった。
                 
2012年4月22日(日)
西岡たかし+泉谷しげるさん
『ともだち始め』
      
加川良さんとすぎの暢さんの「ユーズド・エンド」をいただいた神田さんに、またいただきました。今回はCD代金を払いましたけどね。昔の音楽に意気投合しちゃうんだよねえ。泉谷しげるさんがアーチストだって知らない人が多いんじゃないかな?今やドラマの刑事役が多い俳優さんですからね・・・。これ、33年前の1973年の冬に発売されたこのレコード「ともだち始め」です。33年前の泉谷しげるさんアップしてみました。
1枚目の西岡たかしさんのCDは、五つの赤い風船にはなかった雰囲気で構成されています。「風言葉」を始め、名曲が詰まっています。
2枚目は泉谷しげるさんの名曲を西岡たかしさんと、中川イサトさんによるアレンジでこれまたすばらしい!「春夏秋冬」で始まり、「春のからっ風」、最後の「陽が沈むころに」は感動もの!通勤帰りのトゥナイトには涙が出ちゃいそう!
2012年3月1日(木)
東京事変解散
2004年から8年間の活動を昨日、2月29日、日本武道館の公演をもって終了(解散)しちゃいましたね。1ファンとしては解散公演は行きたかったのですが・・・この時期は他の趣味で忙しい。
最後のツアー「東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」のDVDもいづれ発売を期待して・・・、でも解散前に発売された昨年のツアーライヴDVD『Discovery』もとてもいいライヴDVDです。

                 
東京事変をJ−POPというなら?ロックはもっと大衆的になるはずですよね?「能動的3分間」しびれるな〜!東京事変はROCKです!
2011年12月18日(土)
加川良ウィズすぎの暢
ユーズド・エンド
ライヴ盤です。取引先の神田さんから頂きました。取引といってもスキーの止めるバンドをお願いしてるだけですが、本業は楽器それもギターです。昔の話をしてるうちに共通の趣味で盛り上がって・・・。
名曲「教訓T」、「冬の星座」、聴いてると涙が出てくる・・・
2011年10月30日(日)
ジャケット・タイトルの如く
「100人のロック・ソーラン」、「じょんがらまつり」、「FUNK大漁節」、「東京音頭」、「ちゃっきりブギ」、などなど、日本の民謡をロックで歌って、踊って・・・。「100人のロック・ソーラン」では、爆風スランプのサンプラザ中野さんの元気な歌声が、アルバム最後のトラック、「北海盆唄」(8時だよ全員集合バージョン)なんてとても楽しいバージョンでした。頂きもののCDでしたが、いい出会いでした。
2011年10月14日(金)
アンジェラ・アキさん
『ホワイト』
「津軽海峡・冬景色」、これ聴くだけでも価値ありですね。といっても、どうもシャウトは好きになれない。彼女のレコードは聴いてると何故か疲れてしまう。けど、聴いてしまう。そしてまた封印してしまう。繰り返してるんです。「ふるさと〜HOME」デビューシングルなんですけど、5年過ぎたセルフカバーはまた違った「ふるさと〜HOME」で味わえます。不思議なアーチストです。
2011年8月12日(金)
日吉ミミさんご逝去
                     ♪恋人にふられたの
                          よくある 話じゃないか
                         世の中 かわっているんだよ
                          人の心も かわるのさ♪
僕が高校生になった頃に聴いた『男と女のお話』、今、歌詞をあらたまって見返すと、何と単純で的を得た詞なんだろう!と思いますね。当時は個性的な歌い方をする歌手としてのインパクトでしたが・・・。高校生でこの歌詞は理解できませんよね。大学生の頃は中島みゆきさん曲、『うそつきが好きよ』や『命日』で懐かしみました。楽曲と日吉ミミさんがイメージぴったりだったことを想い出します。ご冥福お祈りいたします。
2011年8月8日(月)
二階堂和美さん
『にじみ』
レコード店のレコメンド買いした二階堂和美さんの「にじみ」。ジャズ・ブルースからガールポップ・演歌まで音楽性が幅広くバラエティに富んでいるのですが、何より彼女の歌が素晴らしかった。「女はつらいよ」の渋いベース・ピアノに乗って淡々と歌っている物語的楽曲がとてもよかった。どこか演歌的でありながら、モダンな音楽。通勤の楽しみが増した。
2011年6月24日(金)
「風」伊勢正三さん
ベスト盤
                
今さらなんですけど、やっと見つけた伊勢正三さんのオリジナルばっかりが収録された「風」のコンプリート・ベスト盤。大好きな曲、「あいつ」と「そんな暮らしの中で」が収録されている唯一のCDアルバムです。
♪歩き始めた子供の 笑い声が響いてる
そんな暮らしの中で 芽ばえ始めた「何か」を
大切にして生きるため 日々の暮らしがある
時計の針が時を 流しているわけでもなく
明日の朝 新聞の日付がただ
変わっているだけのこと♪
単純な詩なんだけど、説得力があって曲になっちゃうなんて・・・
2011年4月24日(日)
TOKYO No.1SOUL SET
『全て光』
               
どんなバンドなのかまったく知りませんでした。でも、もう結成20年だそうです。ただ、クレジットにクラムボンの原田郁子さんや、EGO-WRAPPIN'の中納良恵さんが載ってたので、どんな曲を・・・?と思ってさらに見ると、びっくり!、ちあきなおみさんの「星影の小径」、オリジナルラブの「接吻」、八神純子さんの「みずいろの雨」(これはEGO-WRAPPIN'の中納良恵さんの歌声)、シーナ&ロケッツの「You May Dream 」、小沢健二さんとスチャダラパーによる「今夜はブギー・バック」 なんて知ってる曲がずらり!オリジナルとは雰囲気もまったく違ってお洒落で楽しいアルバムでした。
2011年1月27日(木)
毛皮のマリーズ
ティン・パン・アレイ』
               
最近ZIP・FMでよくオンエアーされてる毛皮のマリーズ「愛のテーマ」、
♪ねえ結婚しようよ、子供作ろうよ
・・・こうして世界はひとつになるのだ♪
って単純な歌詞なんだけど、忘れられてる大切なことかもしれませんね。こんな単純に感動したんで、もちろん楽曲のよさもですが、アルバム買って新車のオーディオのこけら落とし?っておかしいけど、1st.トラックです。ほんとうは1st.トラックはCD化された1970年のイギー&ザ・ストゥージズの『ファン・ハウス』にしようと思ってたんだけど・・・・、何処までも幸福感に満ちていて聴いてて何となく優しい気分になれちゃう。素晴らしい!
2011年1月27日(木)
岡林信康さん
『ロックミュージック』
               
これライヴ盤なんです。オリジナルではハッピーエンドのバックでの「自由への長い旅」、松本隆さんの「あの娘と遠くまで」、ムーンライダースのバックアップの「霧のハイウェイ」などが演奏されてた名曲ぞろいのベスト盤といってもいいアルバムです。「それで自由になれたのかい」は、しみじみと伝わってきましたね〜。フォークロックのカリスマ的なオーラを感じました。最近では締めの定番、エンヤトット「虹の舟歌」のトラックもとても新鮮でいい!益々いい味になってきました。
2010年12月11日(土)
山崎まさひろさん
『HOBO’s MUSIC』
               
ブルース、レゲエ調、何でもありのハイブリッド?山崎さんのほんとにご機嫌なアルバムです。僕、どういうわけか、邦楽日本人アーチストでは山崎さんが一番癒される。かといって、アルバム全部は聴きたいとも思わない。ファンのようで、ファンでない。都合のいいリスナーですね。ほんとに、時々、こんな風にご機嫌になりたいんですよ!
2010年12月6日(月)
FNS歌謡祭
4日に放送された、草薙剛さんとフジテレビの川端健嗣、高島彩アナウンサーが司会を務めた音楽特番「2010FNS歌謡祭」が、平均視聴率は21.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったようです。この手のイベント番組は見ねえ〜!と決めてるんだけど、夕食後のくつろぎタイムにちょっと見てしまった。ところが見た場面がちょうど、鈴木雅之さん×ATSUSHIさんの「夢で逢えたら」。あまりの感動に引きずったまま続けてしまった。久保田利伸さんの「LA・LA・LA LOVE SONG」のチェンジバージョン、同じく久保田利伸さん×平井 堅さん×押尾コータローさんの「Missing」、和田アキ子さん×コ永英明さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」。これが感動的だった!味の年期ですかね!

2010年12月2日(木)
浅川マキさん
『Long Good−by』
               
浅川マキさん、個性派の歌手でした。彼女の歌には暗い、悲しい、まさにDarknessというイメージがあったものの、聴けば聴き込んでしまうブルース。長年のマキさんのプロデューサーの方が選曲、編集されたベスト盤が発売されていました。想いが込められた、とても素晴らしいベスト盤です。きっとこのCDが浅川マキさんを蘇させてくれます。浅川マキさん、聴かれたこののないみなさんも是非!
浅川マキさん
                
2010年1月15日から17日の3日間 名古屋公演中、17日(日)の公演前にホテルで倒れ、名古屋市内の病院へ救急搬送されたにも、同日20時心不全のため逝去されました。めっちゃファンじゃないのですが青春時代に、浅川マキ、アンダーグランド的スタイルに憧れた時もありました。今となってはオリジナルCDアルバムはほとんど廃盤で入手困難なようですが、編集ベスト盤『DARKNESS』T〜Wが販売されています。その中から僕の気に入ってる『V』を、70年代の代表曲「夜が明けたら」は入っていないのですが、、ディスクTには「かもめ」、「赤い橋」、ディスクUにはアルバム『アメリカの夜』の収録曲そのまま入っています。このアルバムはすばらしい!80年代はジャズメンとの共演が多く、ピアニスト澁谷毅さんとのデュオ『ちょっと長い関係のブルース』ライヴは見たかったなあ!DVD出たら即買いですね。

2010年9月16日(木)
ムーンライダース
CDラック整理してたら、また懐かしいアルバムが出てきました。特別にムーンライダースのファンじゃないので、彼らのおいしいところ取りしかしてないんだけど、現在も活動してる最も古いバンドでしょうかね?こちらは1982年盤で『青空百景』。「青空のマリー」、「くれない埠頭」はポップスのスタンダードナンバー的だし、「真夜中の玉子」や、「物は壊れる、人は死ぬ 三つ数えて、眼をつぶれ」など全般的に不思議な明るさが漂います。
こちらは2年後1984年盤、『アマチュア・アカデミー』。すごいメジャーなバンドというほど、コマーシャル的じゃないにしても、セールスを意識して手間隙かけて仕上がったアルバムですね。ここまでのアルバム完成させるまでに、アグネス・チャンさんやキャンディースのバックバンドされてたんじゃないかな?やっぱり下積みは大事なんでしょうね。
2010年9月9日(木)
スーパーフライ
タイトル:長すぎるし、ややこやしいから略
初回限定盤は3枚組で何が特典なのか、わからないまま過ぎてしまいました。だって気がついて買おうと思ったときには売り切れ。そんな、情報とってレコードショップに買い物いく習慣は、よっぽどの機会ですからね。
志帆さんのヴォーカルはいいねえ!新曲4曲入りのDISC1はスーパーフライそのもの。DISC2は洋楽カバー集、ローリング・ストーンズのカバーが2曲にはおどろき!ひとつは1969年のシングル「ホンキー・トンク・ウィメン」、ストーンズはライヴでこの曲をよくやっていた気が・・・。もう1曲は「ビッチ」、これはマニアックですね。1971年の名盤『ステッキー・フィンガー』収録曲です。
2010年8月14日(土)
吉田美奈子さん
『モンスター・イン・タウン』
懐かしい名盤?をひとつ。1981年盤ですから約30年前のアルバムです。当時はアナログ盤でしたから、僕のCDも再盤です。現在はこの再盤が発売されています。70年代の吉田美奈子さんのフォーキーさもさることながら、このアルバムはファンキーで、日本のブラックミュージック?、R&B?の始まりかな?って・・・。「TOWN」の痛快さ、「LOVIN' YOU」の渋さ、「KNOCK、KNOCK 」のコーラスも、アカペラの「NIGHT IN HER EYES」もあまりに美しい。
もう1枚
『BELLS』
これ1986年に自主制作されたアルバムです。確か限定プレスだったと・・・。これも幻の名盤とかいって再盤されています。美奈子さん、JAZZのスタンダード歌われるようになったきっかけのアルバムじゃないかな?素晴らしい美奈子さんの歌声が詰まった1枚です。
2010年6月17日(木)
クラムボム
『2010』
「本日、ポイント5倍デーなので、¥3000分溜まりましたけどどうなさいますか?」ってショップのお姉さんに、「そのままにしといてください」とは答えたものの、有効期限が7月8日だそうだ!それまでに買わなきゃ「パア」かよ!と振り返って、このアルバムを手にして再びレジへ。お姉さんに「ニコ」っとされた。クラムボム、セッションしたり、何よりもライヴを大切にしている、ライヴバンドですよね〜。飾り気のないバンドのアルバムは、「するめ」といっしょ、噛めば噛むほど味が出てくる。クラムボムのアルバムも同じですね。ファーストトラックは素通り系なんだけど、3rdトラックくらいから、何このバンド!ってくらいハマってくる。そういう意味でプログレッシブなのかもしれませんね。「あかり」は感動的でした。ただ、このバンドにヒップホップ系楽曲は似合わないと思うんだけど・・・、まあ、それも音楽の時代的背景ということで。今度は原田郁子さんのピアノアルバム聴いてみたい。
と、えらそうなコメントしましたが、僕、まだ2枚目です。最初のアルバムはこちら『ドラマチック』。クレジットの中の、東京事変の亀田誠治さんの名前につられて・・・、彼もインテリですよね〜、それくらいバンドにこだわりがある。インストナンバー「心象21」が物語ってる気がします。メジャーなんだけど、ヒットチャートにはあがらないアンメジャー。メジャーのインディース?何じゃそれ?的ですね。
2010年6月12日(土)
くるり
『僕の住んでいた街』
『これまでリリースしてきた22枚のシングルのカップリング曲を全曲収録。そのほとんどがアルバム未収録&未配信であり、その中にはライブの定番曲も多数含まれる。センチメンタルに風景が滲むバラッドからヒリヒリのロックチューンまで、オリジナルアルバムを凌ぐかのようなクオリティは圧巻の一言。』 宣伝文句そのまま、のりで買ったアルバム。要するにシングルのB面曲編集アルバムですね。だけど、「真昼の人魚」、「真夏の雨」、「すけべな女の子」、「ラブソング」、「ハロースワロー」などなど、隠された名曲に出会えた新たな発見ですね。新曲「東京レレレのレ」もよかったなあ! 単なるベスト盤よりはるかにいい味!
ということで、こちらも僕のお気に入りくるり
2ndアルバム『図鑑』。
楽曲もバラエティにとんでます。 テクノ、オルタナ、歌謡曲など何でもあり。 様々な要素がまじりあって、これこそ、「オルタナティブ」です。これはインパクトがありましたね。今聴いても傑作です。
左の3rdアルバム『TEAM ROCK』には、「ワンダーフォーゲル」、「バラの花」、
右の5thアルバム『アンテナ』には、「ロックン・ロール」、「ハイウェイ」など名曲が詰まっています。楽曲のいいオルタナティブバンドとして確立された感じですね。どちらのアルバムもすばらしい!


2010年6月10日(木)
サニーデー・サービス
『本日は晴天なり』
これじゃ、何が何だかわからないジャケットですね。ダサいんだよね〜、洋ものと比較するとジャケットが・・・。サニーデー・サービスの10年ぶりのアルバムを買ってしまいました。どの曲を聴いても、どの歌詞を読んでも彼ららしい爽やかでちょっと切ないフレーズで、 90年代の懐かしい感じとか、青春みたいな・・・。「恋人たち」、「ふたつのハート」はよかったなあ。
「南口の恋」、「五月雨が通り過ぎて」、なんかもポップでいい曲でした。90年代の彼らは、70年代のフォークを90年代風に表現していたのが、印象的でした。こんどは21世紀風?に表現しています。曽我部さんは鬼才ですね。
僕のお気に入りサニーデー・サービス
70年代のフォークを90年代で再現した、彼らの3rdアルバム『愛と笑いの夜』。前作の2nd、『東京』もよかったけど、こちらの方が、内省的で湿っぽさが作品全体を覆っていますが、楽曲が数段いい! 伝説のフォークバンド「はっぴーえんど」が好きだった、おっさん、おばさん(両方とも失礼)は、是非聴いてほしいアルバムです。「忘れてしまおう」、[「白い恋人」、「海岸行き」が素晴らしい。
アーティストとしての風格が表れた、彼らの6th『MUGEN』です。派手さはありませんが、ひとつひとつの曲の重み、質の高さは、クセありありながら、聴き応え十分!楽曲的にも素晴らしい。とても丁寧に、愛情を込めて作られた「スロウライダー」は絶品ですね。「江ノ島」も泣けるほどの名曲ですね。
2009年10月18日(日)
加藤和彦さん逝去
『ミュージシャンの加藤和彦(かとう・かずひこ、本名同じ)さんが17日、長野県軽井沢町のホテルで首をつって自殺しているのが見つかった。62歳だった。軽井沢署によると遺書があり、死亡推定時刻は16日午後9時30分ごろ。』だそうです。
フォーク・クルセダースでは、「帰って来たヨッパライ」、「あの素晴らしい愛をもう一度」などのヒット曲で知られる加藤和彦さん。僕はサディスティック・ミカ・バンドの加藤さんが好きだったなあ。ご冥福をお祈りいたします。名曲「タイムマシンにおねがい」が入ったアルバム『黒船』で追悼ですね。
ソロではインテリモードたっぷり、安井かずみさんとのコラボレーションで、ジャパニーズポップス金字塔とでもいいましょうか・・・・。『あの頃、マリー・ローランサン』1983年盤です。このアルバムでも追悼しましょう。
2009年9月10日(木)
スーパーフライ
「Box Emotions」
今、街の中はどこに行ってもSuperfly、街頭でも、CDショップでも、FMステーションでも。耳にタコくらいの勢いですね。どちらかというと超メジャーな邦楽アーチストはあまり耳を傾けないほうなんだけど、このユニットは別格。志帆さんがいい味出しすぎなんですよ。最近は僕の車の中もこれ一色!
2009年8月7日(金)
シュガー・ソウル=AIKOさん
『うず』
これ、R&Bシンガーの全盛期?2000年のアルバムです。ドラゴン・アッシュの降谷建志さんフューチャリング大ヒット曲?「Garden」が最後に収録されているアルバムです。最近FM局でこの「Garden」よくオンエアーされます。でも歌ってるのは違うんだよな〜。カバー曲が流行る?ってことは、音楽も定期的周期ですかね〜。でも、やっぱりオリジナルがいいよね〜!
2009年5月22日(金)
スーパーフライ
こういうDVD店頭で見つけると欲しくなりますね。どころか即買い。御触書は・・以下の通り
『初のホールツアー「Rock'N'Roll Show vol.II」ファイナル@NHKホール公演のライブ映像を中心に、ジャニス・ジョプリンの在籍していたバンド「Big Brother & the Holding Company」とサンフランシスコで共演した貴重映像や、1stアルバム「Superfly」発売記念フリーライブの映像、ツアーオフショット、さらにはライブハウスツアー「Rock'N'Roll Show vol.I」ファイナル@赤坂BLITZ公演の模様も一部収録した、超贅沢な一枚が完成!』
和製ジャニス・ジョプリンさんを自称するアーチストはいいですね〜。歌唱力がないと自称できませんもんね。中でもスーパーフライの
志帆さんは群を抜いてる。最近僕がはまってるドラマは『BOSSアラフォーを演じる天海祐希さん、いいですね〜。その主題歌もスーパーフライの「.My Best Of My Life」。ドラムは元ブランキー・ジェット・シティの中村達也さんだそうな。とてもかっこいい曲です。
2009年5日3日(日)
忌野清志郎さん逝去
ロックミュージシャン・忌野清志郎さんが、2日午前0時51分、がん性リンパ管症のため亡くなりました。58歳でした。70年に「RCサクセション」のボーカルとしてデビューして以来、日本のロックシーンの引率者でした。06年7月には自ら喉頭(こうとう)がんであることを明かし、闘病を続けられていました。大のドラゴンズファンとして、名古屋にもゆかりの深かった人でした。「雨上がりの夜空に」、「トランジスタラジオ」、「スローバラード」はいつ聴いてもすばらしいロックのクラシックです。思い出深いのは、1988年三国合同エヴェレスト登山隊に参加していて帰国するとRCサクセションとして、洋楽のヒット曲に日本語の歌詞をつけたカバーアルバム『カバーズ』が発売される予定でした。「ラヴ・ミー・テンダー」、「サマータイム・ブルース」が反核、反原発が歌われてるとのことで特に「サマータイム・ブルース」は露骨な原発批判のため、日本の原子炉サプライヤーでもある親会社の東芝から圧力がかかり発売中止に・・・、それに対する抗議のエネルギーがザ・タイマーズの結成、モンキーズの日本語カバーとして「デイ・ドリーム・ビリーバー」は、僕もエヴェレストをチャンスを与えられながら登れなかったフラストレーションの発散に共感した忘れられない曲でした。ご冥福をお祈りいたします。
今日は追悼!やっぱり聴くのはこの『ラプソディー』だね。それもDVD付きの2005年盤ネイキッド。金子マリさんも一曲コーラスしてたかなあ・・・。ライヴの臨場感たっぷり。RCってライヴバンドだもんね。
2008年12月24日(水)
金子マリさん
日本ロック史に残る名ヴォーカリスト、金子マリさん。和声ジャニス・ジョプリンさん的パワーに満ちた声はすごく強烈なインパクトでした。伝説のギタリストCHARさんとのスモキー・メディスンというバンド活動されていましたが、音源がないので聴くことができません。そういえば、森園勝利さんともセッションこなしてました。昨日、街に買い物に出たついでにHMVへ、こんなアルバム見つけて即買いしてしまいました。JAZZピアニスト渋谷毅さんとのコラボ盤です。ギルバート・オサリバンさんの名曲「アロー・アゲイン」やビリー・ホリデーの名唱で知られるジャズスタンダード「ラバー・マン」をカバーしたすばらしいアルバムでした。僕は「あやとり」が好きだなあ。
SIBUYA SAN
渋谷さんオリジナリティに富んだピアニストです。デューク・エリントンのナンバーをリズムセクションなしで語りかけるように綴られる美しいピアノに3管が寄り添うアルバム『エッシェンシャル・エリントン』。ドラムの森山威男さんとのデュオアルバム『シーソー』は「見上げてごらん夜の星を」、「遠くへ行きたい」など懐かしい日本の歌も取り上げている心休まるすばらしいアルバムです。渋谷さん、「世が明けたら♪♪」の浅川マキさんともたくさん共演しています。
2008年12月21日(日)
四人囃子
昨日、山の若い顧客Kさんとこの話題で話せたことがすごく新鮮でうれしかった。
1976年盤の『ゴールデン・ピクニックス』。スタートはいきなりビートルズの『マジカル・ミステリー・ツアー』からの「フライイング」のカバーから。森園勝敏さんなりのアレンジでオリジナリティを感じるほど。このアルバムは今はたくさんのアーチストのプロデュースを手がけている、佐久間正英さん(カリスマベーシスト?)が仲間入り。「カーニバルがやってくるぞ!」、「なすのちゃわんやき」、「レディー・ヴァイオレッタ」など、かっこいい曲が入ったアルバムです。こんなことを30年前にやっていたなんて・・・・。当時より、今聴くほうが感動的。
『二十歳の原点』
1971年、僕はまだ高校1年の頃、新潮社から発行された高野悦子さんによる日記です。
1969年1月、高野さん立命館大学2年から同じ年の6月、大学3年までの学生生活を中心に書かれています。理想の自己像と現実の自分の姿とのギャップ、悩みや、生と死の間で揺れ動く心、鋭い感性によって書かれた自作の詩などが自殺の2日前まで綴られています。1973年に高野さんの手記が映画化されました。現在ではDVDなどの映像化がされていないので、見ることもできませんが、四人囃子のみなさんのサントラ盤で聴くことができます。時代という偶然的なめぐり合わせの中で、学生運動や社会との葛藤を正面から受け止めることすらなかった僕は、クラブ活動に没頭し、社会における「理想の自己像と現実の自分の姿とのギャップ」という鋭いものを感じることなく、穏便に過ぎてしまいました。このサントラ盤は四人囃子の年代的には1stです。アルバム収録曲、「夜」のライターは現在のアルフィーの高見沢俊彦さん。
2008年12月5日(金)
?
レコード(CD)ラック整理してたら、懐かしいアルバム見つけました。といっても、ちょっと前にこのアーチスト石川セリさんで、意気投合したことがあって・・・・、めっちゃ懐かしいってことはなかったのですが。僕の大学1年の時にリリースされたアルバム『ときどき私は・・・』。「朝焼けが消える前に」聴いた時、心境だったのですかね?すごいインパクトがあって、あとから荒井由美さんの曲ってことも知りました。アコーディオンの音に導かれて可愛い雰囲気の「SEXY」。「虹のひと部屋」、シャンソンの雰囲気をもった「優しい関係」。ラストの「遠い海の記憶」。よかったなあ!
翌年発売された『気まぐれ』も矢野顕子さん色がセリさんなりに表現されたいいアルバムです。
2008年10月10日(金)
小谷美紗子さん
『Odani Misako Trio』
やっと見つけた!家の近く、店の近くのレコード屋さん何件探してもなかった。で、顧客のSachiさんが、クーラカンリ登山隊の事故のお見舞いに寄ってくれた際、気分転換に音楽の話になり、Sachiさんの家の近く?にHMVがあることを聞いて閉店後一緒に行くことに・・・、一発!最初から無駄なこと止めときゃよかった。最近の通勤はこればっかり。すごくいいアルバムです。知ったのはテレビ朝日系のドラマ『ゴンゾウ〜伝説の刑事』の主題歌の「Who 08」でした。歯切れのいいとてもテンポのいい曲です。『くるり』女性ボーカリストバージョンってところでしょうか?
アルバム・ラスト曲、「雨音呟く」もいいですねえ〜。このアルバムはトリオ作品でベスト盤のようです。
2008年9月18日(木)
椎名林檎さん
『座禅エクスタシー』
10周年記念DVDだそうです。僕は記念物に手出ししたことは少ないのですが、このお方のものは何だか手が出てしまう。昨日も偶然レコード屋さんにCDケースを買いに寄ったところ、「へ〜、記念DVDが出たんだ!」気分だったのが、帰りにはレジに持っていってしまった。いいお客さんですよね〜林檎さん!
2008年8月11日(月)
懐メロ
BS永遠の音楽 大集合!青春のフォークソング
プロ野球のパ・リーグの試合の放映はと思い、BSのスイッチを入れたところがNHK BS2。いきなり画面に映ったのは、懐かしい顔、イルカさんと、南こうせつさん。2人の司会で懐メロでした。僕が感動だったのは、二十数年ぶりの五つの赤い風船。結成メンバーだった中川イサトさんが復帰して出ていたこと。それにしても、年を召されましたね(俺も人の事言ってる場合じゃないか)。僕が最も聴きたくった彼らのアルバムは70年の「インコンサート」。唄も演奏もさりとて、西岡たかしさんのトークが絶品でした。西岡さんってこんなにお喋りの人だとは・・・・MCは凄く早口で面白く、歌詞・楽曲を聴く限り、もっと暗い感じの人だと思っていただけに・・・・。藤原秀子さんだったかな?「一番星見つけた」の独奏や、早川義夫さんの「からっぽの世界」でもいい掛け合いボーカルを披露していたと・・・・・。昨日は「遠い世界に」の一曲披露で終わってしまいました。残念!もうひとかたの感動は、岡林信康さん、名曲「チューリップのアップリケ」、「山谷ブルース」を歌われましたが、哀愁たっぷりで、僕も涙が出てきました。「友よ〜 夜明け前〜の 闇〜の中で♪」と始ると、「ナンセンス〜!」と野次られた?岡林さんの面影はありません。年齢は味を多いに変えますね!ともに音楽活動40周年だそうです。
1970年ライヴ盤「インコンサート」
2008年5月17日(土)
HY
もう6年も前のことになりますかね。「ヒップホップのようでヒップホップでない!ロックのようでロックでない!」、「それは何かと尋ねたら・・・・」、「HY、HY・・・・」。というくらい、「AM.11:00」、「あなた」、「Street Story」はオリジナル色に染まっていました。『Street Story』は僕の邦楽ベストアルバムのひとつです。スーパーフライのアルバムと同時に衝動買いをしてしまったHY、いつの間にか5作目みたいです。う〜ん、前作『Confidennce』が良かったので・・・・。でも、4男・1女の編成バンドの1女、「366日」の泉さんはいい味をだしてますね〜。
2008年5月17日(土)
スーパーフライ
ヴォーカルの志帆さん、デビュー当時のCoccoさんに雰囲気が・・・。Coccoさんの1stアルバム『ブーゲンビリア』もロック色が強く感動的でしたけど、女性アーチストとしてはそれ以来かな?FMキーステーションでかかりまくっている「愛をこめて花束を」が気にってCDショップに行くとアルバムが発売されていたので即買い。この曲ばかりではなく、2nd以後のアルバムは大変じゃない?ってくらいいい曲が入っています。僕は、1stの「Hi Five」、「マニフェスト」、「ハロー・ハロー」の方がさらによかった!
Coccoさん
1997年、約10年前のCoccoさんの1st『ブーゲンビリア』、「 カウントダウン」は僕にはインパクトがあった。ラストをしめるスローなかわいいナンバー「星の生まれる日」もよかったなあ。今では懐かしい。
ブルーハーツ
マーシーこと真島昌利さん。日本のパンクシストのカリスマ?娘がモンゴル800ってバンドのアルバムを好んでいたから、クラッシュの『ロンドンコーリング』聴かせたらはまったから、さらに、ブルーハーツの『トレイン・トレイン』を聞かせたらもっとはまって、物知りをちょっと自慢したら、『MEET THE BLUE HEARTS』なんてベスト盤を買わされるはめに・・・。最近の車のオーディオは一度CDかけたら記憶して、次からはCD入れなくてもいいそうですね。そのCD僕が奪い返して自分の車で懐かしんでる始末。そういえば、アンジェラ・アキさんもライヴで「トレイン・トレイン」カバーしてましたね。この人にパンク色は見られませんが、メッセージ色という共通したところがあったんでしょうね。
2008年3月7日(金)
チューリップ
トレーニングに行こうと思ってる矢先、NHKチャンネルを見てたら「プレミアム10 TULIP 〜青春のラストラン〜」と称して特番が放映されていました。ちょっと見入ってると家内が「トレーニング行かないの?」。「見始めたら出ていけなくなったよ!」と返せば、「チューリップって好きだった?」と。70年代中盤から後半にかけてビートルズの音源に最も影響うけてたフォークグループだっただけに、あまりビートルズが好きじゃない僕が、チューリップを見入ったことに戸惑いを感じたのでしょう。でも、10代後半だった頃の僕とは感受性も違うわけで・・・・。チューリップがどうのというより、還暦を迎えた財津さんがとてもかっこよく見えたし、高音域が昔ほど出なくなっても、還暦の声の範囲で自分を表現してる姿にちょっと感動したかな・・・・。「魔法の黄色い靴」、「銀の指輪」、「青春の影」、「虹とスニーカーの頃」、「ブルー・スカイ」、「僕がつくった愛のうた」なんかほとんど口ずさんでしまえる。歌詞も完璧!何か不思議なんだよねえ。
「何、あまり好きじゃないって言ってたのに、歌よく知ってるじゃん」って。「うん、昔は動くジュークボックスだったからね」。

2007年10月21日(日)、東京国際フォーラム・ホールAで行なわれたライブ映像。ちょっと買ってみたくなった
邦楽編・東京事変 『娯楽(バラェティ)
デビュー当初から歌うこと以上に、自分で楽曲の完成度などを重視してきた椎名林檎さんでしたが今回は、6弦の浮雲さんが7曲、鍵盤の伊澤さんが5曲、4弦の亀田さんが1曲と各メンバーがソングライティングの腕をふるって、カラフルでポップです。60'sテイスト風の「金魚の箱」、ミディアム・バラード的「私生活」、フュージョン/ジャズ・テイストな「某都民」、ホットなメロディの「SSAW」(四季)、メンバー全員でアレンジしたというシングルカットの「キラーチューン」、何だか楽しそうな雰囲気をもったアルバムです。椎名林檎さん曰く、「1stが教育テレビ、2ndがペイ(有料)テレビ、今回は民放のバラエティ番組」だそうです。3作ずっと聞き続けている僕は「な〜るほど!」ってみょうに納得してしまいました。
2007年盤
東京事変
つい手にとって買ってしまった東京事変のDVD、『Just can't help it。ジャケットがエロっぽかったのも引きつけられた要素です(モデルも椎名林檎さん本人ですかね?だとしたら・・・・)。 新生東京事変の全国ツアー5月26日、NHKホールの実演を完全収録ものです。椎名林檎さんのもつストイック感は、バンドサウンドという形を取ることで、よりバランスのとれた音楽へと変身していると思います(マイルドになったかな?)。太鼓の刃田綴色(ハタトシキ)さんは、中島美嘉さんなどのレコーディング/ライヴをサポートしているし、4弦の亀田誠治(カメイセーヂ)さんは、平井堅さんなどのプロデュースを手掛けています。このバンドはリズムセクションが「核」になっています。とはいっても、ダイナマイトアウトでの、6弦、晝海幹音(ヒラマミキオ)さん、鍵盤、ヒイズミマサユ機さんこと、H是都M(エイチ ゼット エム)もかっこよかったし、今回の6弦、浮雲さんの怪しい雰囲気もなかなかです。80’代の人気ロックグループ、バービーボーイズの「C'm'on Let's go!」なんてなつかしい曲をカバーしています。浮雲さんがしたかったんでしょうね?
2006年盤DVD
東京事変 
東京事変の新譜『アダルト』が発売されました。あるCDショップではトップチャートの座を確保したとか? この歳になって、東京事変だの椎名林檎さんだのっていうのは照れくさくて仕方ないのですが、何とも彼女の持ってる雰囲気というか、オーラに酔いそびれてしまいます。東京事変としての前作『教育』では椎名林檎さん色を残したまま、彼女がすごいメンバーとともにバンドという形態を見出した新しい音楽が表現されてましたが、この作品は、前作より格段に向上し、ロックだけでなくジャズ、ボサ・ノヴァなど音楽要素を幅広く、彼女なりに自由に歌っている気がします。初回限定盤にはライヴDVDが付いていてアルバムの1st収録曲「秘密」を披露しています。バンドとしてかっこよかったなあ(これだけでも価値あり)!彼女、カバーアルバム集『唄ひ手冥利〜其ノ壱〜』でジャズの代表曲「枯葉」やボサ・ノヴァの代表曲「黒いオルフェ」なんて取り上げてますもんね。 まあ、欲を言うなら、タイトルも含めてちょっと下品さがね! 彼女がさらにアダルトになってきた時を期待しましょう。上品では彼女らしさを失ってしまいますかね?
DVD 
プレミア・チケットとなった東京事変の初ツアー“Dynamite!"より感動のライブを収録!! アルバム「教育」を中心に椎名林檎時代の代表曲も!
2005年盤
DVD

椎名林檎・ニューオリジナルアルバム
約4年ぶりとなる椎名林檎ソロアルバム『平成風俗』。斎藤ネコ指揮のもと、ストリングス、ブラス、木管など総勢70人のゴージャスな編成も。以前から随所にジャズ、クラシック、ラテンっぽいエッセンスを取り入れていましたが、このアルバムはいたるところに!もはや、「ロック・アルバム」ではなく、ジャパニーズ・ポップス。いい意味、豊かな音楽が満載。僕的には東京事変のバンドスタイルが大好きだったので、ちょっと・・・大袈裟すぎるかな?といったところです。でも、スケール感ある演奏に一歩も引けを取らない彼女のパフォーマンスはいいねえ。ジャズっぽいアレンジの「錯乱」。バンドネオンが繰り出すタンゴ調の「カリソメ乙女」、弟、椎名純平さんとのデュエット曲「この世の限り」。などいい曲満載です。
僕なりの椎名林檎さんの最高傑作アルバムは、2ndの『勝訴ストリップ』。このアルバムでもパンク・オルタナティブ色が強いながらもジャズ色もちらほらさせていました。「罪と罰」って曲いいですね(この曲だけギターは、ブランキー・ジェット・シティの浅井健一さん、人の繋がり感じました)!

このアルバムだけは、もう少し品のあるタイトルにしてほしかった。

アンジェラ・アキさん
週間某雑誌の表紙を飾っていたアンジェラ・アキさんを見て、衛星TVで放映されていた武道館ライヴを思い出しました。彼女、ステージに上がった瞬間、手で顔を覆ってしまいました。目の前の観客を見て涙がこみ上げてどうしようもなかったそうです。パフォーマンスかもしれませんが、何をやってもうまくいかず挫折を繰り返した彼女の人生の一部と、目の前の夢にまで見た武道館の現実が・・・・うれしかったのでしょうね。「夢は見続けましょう」という彼女の熱〜いメッセージに重さを感じる人もいるでしょうね。僕も「夢」はかなわないから「夢」でいいと思ってるひとりなので、そう感じます。でも楽曲のよさに重さは吹っ飛び系です。愛が実ってちょっとおばさんぽくなりましたかね?おっさんが言うことはないか!
NHKのミュージック番組「ポップジャム」に出演されてたアンジェラ アキさん。確か「Rain」という曲を歌っていたと思うのですが、気に入ってメモをしました。インターネットで調べて見ると、メジャーデビューをしていない。そしたら、ZIPーFMで落合健太郎さんがパーソナリティを務める「モーニングジャック」で紹介され、1stアルバム『HOME』。極上のポップアルバムが発売されてもう1年半近く過ぎました。今や誰もが知る人気のアーチストです。うちのイトさんが言うには、音楽がどうのこうのという以前にルックスですよ!今、流行りは「メガネっ娘」ですからね!だそうです。俺だってメガネ・・・、おっさんはダメか!
彼女、好きなアーチストに、さんをあげていました。フィオナさんはメッセージ色の強い(これは共通)、ロックアーチストなだけにちょっと意外でした。彼女の1999年に発売された2ndアルバム『真実』は、感動的で、僕のCDラックに大切な1枚として保存されています。

  1st 『HOME』
「THIS LOVE」って曲鬼束ちひろさんっぽい。
約1年半ぶりNEWアルバム
秋は、テレビの新番組も目白押しなら、アーチストのニューアルバムも目白押しですね。次から次へと、きりがない!春にFMステーションからよくかかっていた「サクラ色」が、秋に発売になるアルバムのトップに収録されているのも季節感なしかな?って感じるも、楽曲のよさは季節感も吹っ飛び系ですね。「孤独のカケラ」、「Again」もいい!同じような楽曲、同じよう〜なメッセージ。つまらなそうに感じてるんだけど、聞き入ってしまう。やっぱりアンジェラさん独特の個性なんでしょうかねえ?
2nd 『TODAY』

バービー・ボーイズ
BOOWY載せたら、バービー・ボーイズ忘れちゃいけないかな。僕はどちらかというとこちらのファン!コンタさんのかすれ声とハスキーながら杏子さんのきれ〜い声?のコンビが絶妙!当時はめづらしかったのでとても新鮮に聞けました。2nd『Feerbee』からの「負けるもんか」・「チャンス到来」は名曲!5th『√5』からの「目を閉じておいでよ」は誰も真似できないコンタさん杏子さん(というかバービー・ボーイズ)ならではの雰囲気で詩がちょっとHな曲です。聞いたことのない現代人、または昔の若者(僕達世代)のみなさん、彼らの名曲がいっぱい詰った、2枚組みのベスト盤?『蜂』ぜ〜ひ聞いてみてくださいね。
椎名林檎さんのバンド東京事変は、ライヴDVD
Just can't help itのなかでも彼らの「C'm'on Let's go!」をカバーしています(初めてかなあ?バービーをカバーしたのは)。

BOOWY
桜井がBOOWYのファン?復刻となった武道館ライヴの一部を収録したDVDを見せたら「鈴木さん、これどうしました?」と聞くから、「俺の秘蔵!このDVDプレミアムものなんだよ。」とかいって、1986年武道館ライヴの話をすると、「俺、中学生でしたよ」だと。1982年の1st『MORAL』の「NO N.Y」、「イメージ・ダウン」なんて佳曲揃いだったけど、人気は今ひとつ。でもこの2曲はライヴの定番になりました。ところが「B.BULE」や「ONLY YOU」を収録した『BEAT EMOTION』は楽曲がよくなって大衆になじんだのか大ヒット!解散前に発売された『PSYCHOPATH』からの「マリオネット」はBOOWYの代表曲にまでなり。そのインパクトもあって「最高傑作アルバム」評価にまでなりました。何といっても86年に発売になった幻の2枚組武道館ライヴ盤『GIGS』は、プレスが途中でストップになったこともあって、オリジナルなら現在でもプレミアム?がついているほど!今は復刻盤がCD化され当時の、氷室さんの名文句「ライヴハウス武道館へようこそ!」も氷室節で聞くことが出来ます。ちょっと編集されてますが・・・・。
という能書きを桜井にしながらいろんな会場からのGIGを編集されてる「B.BULE」から始まる映像を見せたのです。オリジナルなんて聞かせるものですか!もったいない。



『BEAT EMOTION』

『PSYCHOPATH』





2枚組ライヴ盤『GIGS』

『ばらいろポップ』
このアルバムは、Coccoさん、くるりの岸田繁さん、佐藤征史さん、くるりのサポートメンバーでキーボードを担当する堀江博久さん(ニール&イライザ)、ドラムの臺太郎さんの5人による即興バンドのSinger Songerの1stアルバム。「初花凜々」なんて、初夏を感じさせるとてもポップで楽しい楽曲を提供しています。Coccoさんがこんなに楽しそうに歌ってるのは・・・・。まさに「ばらいろポップ」。2005年盤です。

泉谷しげるさん
『Dr.コトー診療所』では漁師のシゲさん。『東京タワー』ではオトン・・・。若い世代の人には俳優としての泉谷さんでしょう。実は泉谷さんミュージシャン。恋愛・失恋を歌詞にした弾き語りが「色」のフォークとは異なり、メッセージ色の強いフォークシンガーとして登場した人物です。72年に発表した「春・夏・秋・冬」は半世紀以上生きた我々世代には説明不要の名曲でした。村上ポンタ秀一さん、吉田健さん、下山淳さん、チャボさんこと仲井戸麗一さんらが、バックバンドとして活躍したLOSER(ルーザー)。88年の『吠えるバラッド』は、当時大流行だったバンドブームにも一風を投げかけました。僕の母校愛知学院の学祭にも登場され、すでにOBだった僕も足を運んだ1人です。
  『吠えるバラッド
仲井戸麗一さん、1972年、「古井戸」というフォークグループのギタリスト、ソングライターとして登場されました。’大学ノートの裏表紙に さなえちゃんを書いたの〜♪’の「さなえちゃん」が仲井戸さんを世に広めました(一部の人かな知ったのは?)。僕は高校生。この曲を聴いてさなえちゃんという名にあこがれました。80年代は、忌野清志郎さんのRCサクセションのギタリストとして活躍、名曲「雨上がりの夜空に」のソングライターです。あ〜、懐かしい!

中島美嘉さん
あ〜、また女性シンガーを。洋楽ロックアルバムはバンドを含めてほとんど男性群なのに、邦楽の男性アーチストは数えるほど!何ででしょうね?ニューオリンズのハリケーン復興のイベントで、エルビス・コステロさんやアラン・トゥーサンさんとのコラボを見て、感動して引きつけられたのはつい先日。このアルバムの1stを飾っている「一色」を初めて聞いた時、声は中島さんでも楽曲が・・・?。ロック色が強くなり、とうとう手にしてしまいました。どこかで聴いたことのあるような楽曲?クリエーターはGLAYでした。でも歌い手が変わると・・・・。関心曲はアルバムラストを飾っている「マイ・ウェイ」。ご存知の「マイ・ウェイ」のセックス・ピストルズのちょっとだけ、今は亡き、カリスマベーシストというか問題児アーチスト、シド・ビシャスさんバージョンのカバー。びっくりしました。オリジナルバージョンは『シド・シングス』再盤アルバムで聞くことができます。中島美嘉さんのこのアルバム『THE END』、現在アルバムチャートのトップだそうです。ガッカリ!
最初で最後の「THE END」

17年ぶり復活?
僕が高校生の頃、フォーク・クルセダースを解散した加藤和彦さんが結成した、サディスティック・ミカ・バンド。当時、英国で評価されたアルバムが逆輸入され、その勢いもあって製作された2nd『黒船』は、ニューミュージックの名盤として歴史的1枚となりました。しかしあっという間の解散劇。歴史的な背景はともかく、ヴォーカリストだったミカさん、加藤和彦さんのおっかけ!いきなり楽屋へ「加藤さんギター教えてください」と飛び込んできたのがきっかけとなり加藤ミカさんに・・・だそうです。ユニークな人柄は音楽にも反映といったところですか・・・。しかし、21世紀サデスティックのボーカルは木村カエラさん。まあ、歌のうまさなら彼女が上!かな?(ミカさんごめんなさい!)名曲「タイムマシンにおねがい」聞き比べて楽しんでください。
2006年盤アルバム   「NARKISSOS」
木村カエラさん
これ、椎名林檎さんと同じく照れくさくてあまり書きたくないのですが、正直、彼女、好きなんですよ。「リルラ  リルハ」て曲はラジオ局でも頻繁にかかったヒット曲ですが、2ndアルバム『Circle』 の1stを飾っています。僕もはまってる曲です。クラムボンのミトさん、くるりの岸田繁さんの楽曲も入った、僕の2006年邦楽ベスト3に入る1枚です。おっと!サディスティックスはボーカルがカエラさんになったのですから、正式にはサディスティック・カエラ・バンドですね。だとすると歴史を覆してしまうので、両方をとってミカエラにしましょうか。

カブキ・ロックス
またまたウトウトしながら深夜番組に目をやると、氏神一番さんの歌舞伎メイク姿のトークに目が覚めました。なんでも、元禄6年?生まれのお江戸育ちだそうで、江戸時代生活文化の良さを語っていました。このバンドも「イカ天」出身で、グランドチャンピオンに輝いたアーチストで、現在も継続活動している唯一のバンドです(あとはBEGINかな?)。昨年発売になったライブDVDから「SAMURAI〜愛を動かせ〜」、「PURPLE LADY 〜藤娘〜」を紹介していました。デーモン小暮閣下を彷彿させる歌声、楽曲のよさなのにあまり人気のないのは、メイク・雰囲気が現代風じゃないんでしょうね。でも15年間貫いている姿勢に脱帽!
デビュー15周年、伝説?のロックバンド「カブキロックス」の歴史を綴った1stDVD。
デーモン小暮閣下
デーモン小暮閣下、80年代〜90年代初期までの女性ロックシンガーの曲をカバーした楽しそうなアルバムが発売されました。SHOW-YAの「限界LOVERS」、杏子さんの「DISTANCIA〜この胸の約束〜」、 REBECCA の「Raspberry Dream」なんて懐かしいとてもいい曲を・・・。女性ボーカル曲を男性が歌う!これも閣下ならではです。渡辺美里さんの「My Revolution」もよかったなあ!友近さんも脱帽!

ブランキー・ジェット・シティ
今から、15年程前に、「いかすバンド天国」通称「イカ天」。空前のバンドブームを生み出した、歴史的番組がありました。毎週10バンドが出演し、そのなかから1バンドをチャレンジャーとして選び、先週のキングと対決する。勝ったほうが新たなキングになる。キングが5週勝ち抜くと、GRANDイカ天キングの称号が与えられ、プロデビューできるというシステムです。この番組の確か5代グランドチャンピオンに輝いた名古屋出身のロカビリバンドが、ブランキー・ジェット・シティ。2000年フジロックフェスティバル参加を最後に解散してしまいました。僕の知ってる限りでは、ギター・ヴォーカルだった浅井健一さんが、UAさんと活動したり、椎名林檎さんのレコーデイングに参加したりと、セッションミュージシャン的活動をされていて以前このコーナーでも紹介しました。で、とうとう我慢しきれずに過去の遺物を紹介してみます。解散してしまったバンドの音楽を知る1枚ならベスト盤!ですが、右は単なる編集ベスト盤とは違い、ロックの強さと儚さと美しさを追求して走り続けた奇跡をライブで飾った逸品です。
彼等の最もエネルギッシュなのは、3rdアルバムの『C.B.Jim』。最後の曲、「悪い人たち」は、和製「悪魔を憐れむ歌」とでも言いましょうか歌詞の内容があまりに過激だとして、発売禁止騒ぎとなったほどでした。


オリジナルアルバムとしては12枚目のライブ盤「ラスト・ダンス」。112分間のノーカット完全収録!2枚組みCD。もう販売していないのかもしれません。
浅井健一さん
BSの音楽番組のチャート紹介で、聞いたことあるような名前のアーチストが上がっていました。浅井健一さんです。セッションばかりかと思っていたら何と「WAY」という曲が人気上昇中だとか?まだしっかり聞いたわけではありませんが、ブランキー・ジェット・シティの事書いた矢先だったもので・・・。その浅井健一さんのファーストアルバム『JOHNNY HELL』が発売になったので、さっそく・・!「全ロックファン待望」とあった宣伝のごとくかっこよかったです。「危険すぎる」という曲では、ベースで元仲間の照井利幸さんが、ドラムでは茂木欣一さんが(東京スカパラダイスオーケストラ / フィッシュマンズ)、コーラスで椎名林檎さん(東京事変)という豪華なメンバーが参加しての録音。今の浅井健一さんの全てが詰まったまさにベストオブベストといえる充実作です。次回は、ライブに一番行きたいアーチスト、東京スカパラダイスオーケストラの作品を紹介しちゃおかな?
ファーストアルバム『JOHNNY HELL』

浜田真理子さん
週間某雑誌の『現代の肖像』というコラムに浜田真理子さんが紹介されました。はまだまり、なら「あ〜知ってる、ソウルオリンピック(古〜)のテーマソングの・・」彼女は子がなく、字も麻里。彼女はポップロックアーチスト。真理子さんはフォーク?ともポップスとも仕分けがたい、ん〜、なんといったらいいのか・・・。うん!、ピアノ引き語り浜田真理子フォークとでもしておきましょうか。独特な音楽のアーチストです。島根県で生まれ・育って、地元にこだわったライフ。彼女を知ったのも、TBS筑紫哲也さんのニュース23、終戦記念特集のエンディングで、加川良さんの「教訓T」をカバーし、オンエアーされたのがきっかけでした(もうかれこれ4年くらい前のことです)。CDショップのインディースコーナーで見つけて買った2nd『あなたへ』、ジャケットの中心にオレンジ色で「Mariko」と書かれています。「そんな 中途半端な 愛なら〜♪」で始まる「純愛」から「何かになりたいと あなたは言う〜♪」のエンディング「あなたへ」まで9曲、真理子さんの心を堪能できます。中々売ってないんですよ。
2002年のアルバム『あなたへ』美音堂というレーベルから発売されています。

EgoーWrappin
今回は『エゴ・ラッピン』(EgoーWrappin)というアーチストを紹介してみます。ジャズ編で紹介したことのある『フライド・プライド』というアーチストと同様、ヴォーカルとギターのユニットです。ロックともジャズともいえないジャンルを越えたエッセンスがとても新鮮です。ZIPーFMでも時々紹介されていた「レモン」が収録された『オン・ザ・ロックス』とういうニューアルバムが発売となりましたので、この機会にと・・・。このアルバムはノスタルシア的なものは影を潜め、音楽を物語的に綴ったようなプログレッシブさを感じます。以前のような鮮烈なインパクトはありませんが、スマートにあっという間に11曲を聞き入っていまいます。でも、僕の中では、何回聞いても耳に残るアルバムは何といっても2001年の1stアルバム『満ち汐のロマンス』。まだエゴ・ラッピン聞いたことない方はめちゃおすすめです!
2000年に発表されたミニアルバム『色彩のブルース』は、ノスタルシアを感じるというのでしょうか、古き昭和の歌謡の世界に引きずり込まれていきます。

最新アルバム「オン・ザ・ロックス」

おすすめの2001年の1stアルバム「満ち汐のロマンス」。

UAさん
お気に入りの女性アーチスト、UAさんの1996年、ファーストツアーの中でも最高のパフォーマンスだった渋谷ON AIRイーストでの模様を無修正収録したライヴ盤です。シングルカットヒット曲で名高い「情熱」、「リズム」はもちろんのこと、ジェファーソン・エアプレインの「サムバディ・トゥ・ラブ(あなただけを)」やパティ・スミスさんの「ビコーズ・ザ・ナイト」なんてレアなカバー曲も、ラストはフィニアス・ニューボーンJRさんの「ハーレム・ブルース」で締めくくった素敵なライヴです(2月4日、遠路遥々多治見から来ていただいたお客様と盛り上がりました。うれしい!)。僕はこの中の「電話をするよ」が大好きです。ライヴ盤はヘッドフォンで自分だけの世界に浸って聴くのが最高〜!って暗いですかね?
UAさん、ブランキー・ジェット・シティ(残念なことにもう解散してしまいました、このバンドもかっこいいのでまた紹介します)のギターボーカル浅井健一さんを始めAJIKOというバンドで「深緑」っていうアルバムを出しています(アルバムジャケットもタイトルの如く深緑)。聴いてみてください「美しいこと」て曲、好きだなあ!

「FINE FEA THERS MAKE FINE BIRDS」