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1.下着
 まず素材について、最近はポリエステル素材が圧倒的にたくさん使われています。軽さ、肌ざわりの良さ、速乾性、ある程度の保温性というところがメリットです。内部熱伝導率が低いこの繊維は、恒温している身体温度を外に逃がさず保温力を向上します。しかし、外部気温が低温で汗での湿度、結露等による濡れが繊維の速乾能力上回ると、外部熱伝導率が高いため、冷たさを感じます。
アウター(外着)の機能が優れてきたため、外部からの濡れ、内部結露の可能性は少なくなりましたが、それでもその機能を上回る雪・ミゾレ、あるいは運動量の多さによる発汗が下着を濡らすこともあります。現在の主流素材ポリエステルの弱点も把握しておきましょう。

 最近は天然素材のウールが見直されています。吸湿性、保温性に富んだこの素材は、やや肌触りが悪いかもいれませんが、外部、内部ともに熱伝導率が低いため、発汗での湿度、結露、外部からの濡れによって体温を奪われることが少ないと言えます。春・夏にかけてはポリエステルの下着を積極的使っていいと思いますが、紫外線の強さによる乾燥要素が低くなってくる冬に向けては、速乾性ばかりを意図とした素材ばかりではなく、保温性にも着眼して素材を選んでみてください。

ウール
メリノウールが話題!(といってもクラシックですが)
ウール素材は汗をかくと乾きにくいから向かないんじゃない?と思ってる方が多いと思います。確かに速乾という点では劣ると思いますが、吸湿性が高いのと、汗などで濡れても冷たさを感じないのが特徴なのです。残雪期から無雪期の高山では快適性を約束します。特にインナーはおすすめです!
“メリノウール”とは、何世紀にもわたり交配と改良を繰り返した結果、衣料に最適な、羊におけるもっとも細いウール(20ミクロン以下) を産する純血種を指します。その飼育量の大半はオーストラリアが占めますが、オーストラリアが平坦な乾燥大陸なのに対し、大地の起伏が激しく、適度な降雨がもたらされるニュージーランドは牧羊環境に適しており、良質なメリノウールを産出するといわれます。メリノウールの持つ特性はさまざまですが、最大の利点は「汗冷えしない」ということです。運動時に激しい汗をかいても、優れた「吸湿性」で、湿気を効率よく繊維内部に吸収します。ですが、繊維の表面は「撥水性」により汗をはじき、ウエアがびっしょり濡れることも、身体にベタベタと密着することもなく、常にサラッとした着心地が持続します。しかし、単に肌触りがいいだけではありません。発汗が停止すると、高い「発散性」により汗は蒸発していきすが、メリノウールの場合は汗との接触面が少ないため、体温が奪われ、体調を崩す原因にもなる“ヒートロス”が少なく済むようです。また、バクテリアを抑える機能もあり、汗に対する「消臭性」も発揮します。繊維同士が複雑に絡み合い、理想の断熱材である“空気”を抱え込みます。その空気の壁により、外気の寒さ、暑さをハネ返します。これが高い「断熱性」の秘密です。そのちぢれは「弾力性」「伸縮性」にも繋がり、スケールはホコリが付着する原因である静電気を抑え、汚れをはじく「抗菌性」の高さも発揮してくれます。化学繊維とは一線を画す「難燃性」もメリノウールならではの特徴です。このようにメリノウールは、スポーツウエアとしての機能がふんだんに盛り込まれた、私たちの健康を保ってくれる、ありがたみのある天然繊維なのです。
2014〜15モデルページはしばらく待ちください

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