イトさんのお勧めコーナー
エキスパート、デモモデル編

 ’08シーズンモデルのお勧めです。まず、なんといっても毎年人気NO,1のオガサカですが、今年も新しいケオッズがでました。「KS−AM」(写真上)と「KS−ST」(写真中)は本年度のオガサカスキートップモデルです。名前の由来は「AM」がオールマイティー、「ST」がショートターンからきています。その名の通り「AM」はショートからロングと、どんな滑りにもオールマイティーに対応できます。昨年の「TE」から採用されたトップ形状により有効接雪長が伸び、中から大回りでの安定感が増し、かつ操作性がアップしました。「ST」は技術選でもほとんどのオガサカ選手が小回り系に使用。サイドカットやバランスを大幅に見直し、より完成度の高い小回りが可能になりました。「TE」「TH」「UNITY」は継続。「KC−RV」はデザイン、バランス等を見直し、「17」(写真下)「21」ともにさらに安定感を増しました。また、今シーズンはすべての基礎トップモデルにプレート付を設定。新開発「FM600」は昨年までの「FM550」をよりたわみやすく、高さを12mmに設定しました。(KC−RV21にはVIST)プレート付は非常にお買い得になっていますので、ご検討ください。
いち押し


1台ですべてを対応、特にテク、クラ受験をお考えの方は「KS−AM」(写真上)165cmまたは170cm、1級受験者は160cmを。ただし小回り系の苦手な方は「KS−TE」のほうが良いかも?使い分けをお考えの方は「KS−ST」160cmまたは165cmと「KC−RV17」175cmか180cm。技術選上位、草レース兼用の方はロング用を「KC−RV21」180cmまたは185cmを。テク、クラで不整地が課題の方や、準指、正指受験の方は「U−TD1」(写真中)160〜165cmを。

 次に、最近人気のヘッドスキーです。昨年も高い評価だった「i.SUPERSHAPE」シリーズにニューモデル登場。その名も「MAGNUM」(写真)。170cmR13.5mと「スーパーシェープ」「SPEED」の中間のカーブを持ち、センターを若干広くしたまさに真のオールラウンダー。特にカービング小回り系の「スーパーシェープ」、高速系オールラウンドの「SPEED」が継続ででるので、スキーヤーのタイプで選べるようになりました。
お気に入り
準指、正指、のかた「SPEED」または「MAGNUM」163cmを。1台でテク、クラ受験の方は「SPEED」または「MAGNUM」163cmまたは170cm。使い分けの方小回り系「SUPERSHAPE」160cmまたは165cm大回り系「SPEED」177cm。テク、クラや技術選の小回り系として「SUPERSHAPE」または「SL RDCP13」の165cmまたは「MAGNUM」163cm、大回り系「SPEED」177cmまたは「GS RDCP13」小回り系が苦手な方の練習、または1級受験の方は「SUPERSHAPE」160cmまたは165cmまたは「MAGNUM」163cmがお勧め。

 次はフォルクルです。今年の話題は「TIGER SHARK」(写真はスイッチなしの10Feet)。スイッチつきのスキーで、トップからテールまで両サイドに内蔵されたカーボンロッドの働きにより、オンにするとハードに、オフにするとソフトになる。スイッチなしのものもあり、こちらは2年前の「スーパースピード」を思い出させる。どちらにしても高速安定性は抜群で、基礎スキー実践やクルージングにはもってこいです。昨年まで人気NO,1だった「SUPERSPORT」シリーズは「CROSSTIGER」として残る。実践モデル「RACE TIGER」も表面シートの変更で操作性がアップ。よりミスの少ないモデルになった。
おすすめ
1台でテク、クラ受験の方は「RACE TIGER RC」163cmまたは168cmか「SC」168cmまたは「TIGER SHARK 10F PS」「10F」「12F」の168cmを。使い分けの方、大回り系「RC」178cmまたは「10F」「12F」175cm、小回り系「SC」163cm。準指、正指受験には「CROSSTIGER CARBON」または「TITANIUM」161cm、1級受験には「TITANIUM」161cmがお勧めです。

次はフィッシャです。今年は基礎スキー実践向きの「RC4 PROGRESSOR」(写真上)が誕生です。昨年の実践向き「RC4 DEMO」シリーズの「RACE RC」と「SC」の中間のサイドカーブを持ち、フローフレックスプレートを搭載したレーシングさながらのテクノロジー満載のモデルです。昨年も評判の良かった「AMC」(写真下)もさらに軽く、使いやすくなって登場。カービング、スキッドと自在に扱いやすいモデルのさらに高いエッジグリップと安定性を期待できます。
おすすめ

1台でテク、クラ受験等でというかたは「RACE RC」または「PROGRESSOR」165cmまたは170cm、使い分けの方小回り系「RACE SC」160cmまたは165cm、大回り系「RACE RC」175cm。準指、正指受験の方は「PROGRESSOR」160cmまたは165cm、または「AMC970」164cm。一級受験、こぶ斜面克服等は「AMC970」「AMC873」158cmまたは164cmがお勧め。

次はサロモン。またまた今年もなんかよくわからないことをしてきた。「ファーストコレクション」(デモモデル)はすでに昨年12月に発売済み。買い逃した方のために一応店頭にも並んでいます。と、やる気のないようなことを言いましたが、スキーはすばらしい。今年の「DEMO X2」(写真上)は昨年オールラウンドだったのを、サイドカットを浅くすることにより、実践大回り系にしてきた。「DEMO X3」(写真下)は昨年と同じく小回り系。昨年より新しくなった「スマートトラック」というレールフレックス方式はさらに進化し、Xフレームによりターン前半のトップのとらえが非常によくなった。昨年評判の良かった「XR」「XT」もさらに進化した。ただし、また今年も年末あたりにNEWMODELが発表されるかもしれない。


1本でテク、クラ等の受験は「DEMO X2」162cmまたは170cmまたは「DEMO X3」165cm、準指、正指受験は「XR」162cmまたは「X3」160cmまたは165cmを。1級受験、こぶ克服は「XR」162cmがお勧め。

その他のメーカーです。昨年某雑誌のNO,1に選ばれたK2「CROSS FIRE」です。独自のシステムにより非常にたわみやすいスキーで非常に使いやすく斜面を問いません。1級受験、こぶには160cm、準指、正指には160cmまたは167cm、テク受験には167cmを。


ノルディカからいいスキーが出ました。「DOBERMAN SPITFIRE」です。サイドカーブも163(13)170(14)と、ショートにもロングにもコンディションを選ばず使えます。準指、正指受験に162cm、テク、クラ受験には162cmまたは170cmを。
おすすめ

今年のアトミックはオールラウンドデモの「FR」が出ました。昨年までの大回り系「LT」小回り系「ST」は完全な実践向きとして生まれ変わり、「FR」シリーズは1台でなんでもこなせる非常に使いやすいモデルとして誕生しました。トップの「FR12」(写真)は1本でテク、クラ受験や指導員検定に(162、169cm)。「FR10」は少しマイルドにしてあるので、1級から準指検定に(158、166cm)、また「FR10S」は「FR10」をベースに小回り系にアレンジ。1級や小回り克服に(156、163cm)お勧めです。


穂高ではこのほかにもまだまだ実践向けからレベルアップ向けスキーが多数取り揃えてあります。ぜひご来店の上、イトさん、すーさんにご相談ください。お待ちしております。