レポート オガサカ
レポート第1弾はオガサカです。今年は「ケオッツ」シリーズのツインキールモデルがモデルチェンジと「ユニティー」の大幅フルモデルチェンジが話題です。まず、「ケオッツ」ですが、昨年モデルチェンジした「KS−MD」は来期継続ですが、「KS−TK」は新しく「KS−RS」が発表されました。ツインキール構造、FFS5(フロント5%ロッカー)で、新しくZTCという強化材を採用した。乗り味はツインキール特有の強いエッジグリップと、「TK」よりも優しいたわみに対してある程度までいくとしっかりと返りが得られる。小〜中まわりが非常に使いやすく、大回りでも雪面の張り付き感がよく、スピードやターン弧を選ばないオールマイティな印象の1台でした。もちろんセカンドモデルの「KS−RS/G」もあり、こちらは軽くややクイックで、小〜中まわりが非常に楽でした。次は「ユニティー」。長い歴史を持つ伝統の基礎用スキーが大胆モデルチェンジ。今までスキー教師用的スペックだったものが、楽々系スキーに変身しました。「ユニティー」本来の性能、機能はそのままに、全体の幅を広く設定。センター幅を75mm前後にし、カーブはそのまま。トップはもちろん、テールも3%ロッカーにし、抜群の操作性を実現しました。トップモデルの「UNITY−AS/1」は、黒地に金で「UNITY」をプリントした、古いスキーヤーには懐かしいデザイン。緩斜面ではフルカービングで、急な斜面ではスムースにずれを利用でき、非常にオールラウンドなスキーです。きっとパウダーもいいと思います。この「ユニティー」シリーズも1〜3まであり、「U−AS/2」はメタルを抜いて、軽量心材を使用した非常に軽快なスキー。「U−AS/3」はレベルアップはもちろん、レジャースキーヤーにもいい。あと、2と3に限り、早期オーダー限定でカラーオーダーができます。基本カラーのほかに8色のカラーバリエーションから選べ、自分オリジナルのスキー感覚が味わえます。他に、目立ったモデルチェンジは技術選バージョンの「TC」シリーズが「LZ」「MZ」「SZ」に。「ケオッツ」でも採用された強化材ZTCを採用。「LZ」「MZ」は、バランス、ベンド、サイドカーブの見直しをされました。レーシング「TRIUN」もZTCプラスバランスの改良が。フリーライドの「E−TURN」はセンター幅98mmの「ET−9.8」が追加され、パウダーから残雪期まで広く対応できるモデルが追加されました。あと、レディースの「パウダーガール」に140、145cmが追加。脚力のない方、体の小さい方、年配の方等、幅広いユーザーに対応できるようになりました。ちなみに、毎年恒例オガサカの早期オーダーシステムは7月の末まで。「ユニティー」のカラーオーダーも同じくです。わからないことはイトさんまでご相談ください。
KS−RS

TC−MZ

TC−SZ

TRIUN GS−27

TRIUN SL

UNITY AS/1

UNITY AS/2

ユニティーのカラーバリエーション

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