ウェアー編
ファッションの世界になりましたね。ということで、みなさんの好きなスタイルで登山してください!ということにしときましょう。
条件が整っていればなんでもOKですが、山って地形は複雑だし、気象変化だって厳しい?ことを予測すると、スタイルは、シンプルがべストですね。
地形が複雑な環境ではシンプルにまとめていないと、引っかかって、ウェアーが破損したり、バランスを崩したりすると怪我にも発展します。
気象変化では、雨が降ってきて雨具を着るときに基本スタイルがシンプルでないと、さらに動きにくくなりますし、蒸れを余計に生じ、雨による濡れではなく、汗と蒸れによる濡れを生んでしまいます。
1.暑いときは薄着でいく、2.寒いときは上に着る、3.雨が降ったら雨具を着る
単純なコーディネイトです。
PS.停滞時の防寒のために防寒具を用意する
1.暑いときは薄着でいく
イメージです。
           
まだこの季節、登山の出発点の気候は暑いですね。暑いときの基本は薄着です。繊維を重ねて着るのではなく、1枚が通気が良くていいですね。しかし、肌をさらけ出すスタイルでは日焼けをしてしまいますので結果的によくありません。首の部分に襟があること、長袖であることを基本にしましょう。
素材的には、汗に対して、吸湿・拡散性が高く、速乾性が優れたものを選びましょう。夏の生活着素材の「綿」製品は、いったん濡れてしまうと、速乾性に欠けるので避けましょうね。こちらの一例は
       ノースフェース社・ウルトラクイック・ジップアップ ¥7800(税込)
       

登山は、脚が幾度となく曲げ伸ばしを繰返すので、シャツと同様シンプルに生地1枚で動きの機能が備わっているものがいいですね。素材的にはストレッチ性が最も大切です。3000mクラスの標高の高い日本アルプスの夏山では、午後はほとんどガスに包まれます。ガスは細かい水蒸気なので、あっという間に繊維が湿ってしまいます。そこで、レインウェアーを着なくてもガードできる機能が撥水性です。パンツを選ぶときには、耐久性のある撥水処理がされていることにも着眼してくださいね。
こちらの一例は
             パタゴニア社・シンプル・ガイドパンツ¥15960(税込)
2 寒いときは上に着る
上に着るものは脱着が容易なジャケットですね。雨具を代用すればそれで済むことですが、いくら透湿性が高いゴアテックスといっても防水のバリアーですから、それなりに蒸れますし、天気のいい日に雨具を使いすぎれば、いざという時の撥水性機能は低下します(紫外線に耐久性が低い)。
シャツ1枚で寒いとき、とくに風が強くてガードしたいときには、ソフトシェルといったカテゴリーのジャケットをおすすめします。
        
           パタゴニア社・シンプル・ガイドジャケット ¥17960(税込)
こちらの一例は、軽量なストレッチ織りソフトシェル・ジャケットで、早朝行動や稜線の風から1日のペースを保ちます。デリュージDWR(耐久性撥水)加工を施したダブル織りのリサイクル・ポリエステル91%/スパンデックス9%混紡素材は丈夫で優れた透湿性と耐風性、吸湿発散性を備え、さらに動きやすさを提供しています。3000m級の日本アルプスの滞在が長い(縦走形態)登山者のみなさんにはこちら系のジャケットがおすすめですね。

        
         パタゴニア社・フーディニ・フルジップ・ジャケット ¥16960(税込)
こちらの一例は、超軽量で非常にコンパクトに収納できるフーディで、不安定な天候下で活躍し、青空がのぞいて、いい条件に変わったらふたたびパックの中に退散します。軽量かつ薄手のこの素材は、驚くほどに丈夫で、デリュージDWR(耐久性撥水)加工により水分を弾きます。2000m未満の低山を中心にとざんされてるみなさんや、3000m級の日本アルプスの滞在が短い(ピークハント)登山者のみなさんはこちら系のジャケットがおすすめですね。
3.雨が降ったら雨具を着る
雨具は着ているウェアーの上から、素早く着て、雨の対処を継続的にしなければなりませんね。せっかく防水・透湿性の高いゴアテックスのレインを着ていても、中がシンプルで動きやすく、蒸れないスタイルをしていないと不快が生じてしまいます。
雨具の中は、シンプルでスマートで薄着のスタイルがおすすめです。といっても山に環境によっては、冷たく、気温が低い時もあります。そんな場合は、素材に、吸湿・拡散・速感性ばかりではなく、保温性の高いシャツを着ることがベストです。パックの中にはその時用のこんなシャツを携帯することも大切ですね。
        
             パタゴニア社・R1・プルオーバー¥13960(税込)  
多用途に使えるR1プルオーバーが伸縮性、通気性、吸湿発散性、保温性を提供します。ポーラテック社との協力により凹凸のあるグリッド構造素材(ポーラテック・パワー・ドライ)を改良し、より軽量でコンパクトに収納できるうえ、通気性と保温性、そして耐久性と伸縮性が向上し、さらに肌触りもやわらかくなりました。夏なら行動用の防寒シャツですね。
PS.停滞時の防寒のために防寒具を用意する
いざ、危急時に!というときは、動き回らず、その付近で安全だと思われるところで「じっと」してましょうね。数時間なのか、あるいは一晩を過ごさなきゃいけないのか・・・そんな危急時の防寒具はダウンジャケットですね。
・・・なんて、びびらせてしまうようなことを言いましたが、もっと、日常的には、目的地の山小屋に着いてからの生活には必需品といってもいいでしょう。標高も上がってきましたし、日没もしていくことで、、動いているときより、はるかに寒さを感じます。

モンベル社・ウルトラ・ライト・ダウンジャケット
¥12160(税込)

モンベル社・ウルトラ・ライト・ダウンジャケット・ハーフ ¥10260(税込)
        
             パタゴニア社のダウンセーター¥24940(税込)