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12月28日(火) 宝剣岳 中央稜
今日のパートナーも笹倉さんです。この時期に千畳敷へ入るのは雪崩の危険が高いですが平年と比較すると積雪が少ないということもありそれでも十分気をつけて登ってきました。このルートは残雪期に登るといいと思います。平年は千畳敷で2メートルあるのに対して今年は30センチ。しかし取り付き付近は胸までのラッセルになりましたが。ここまでが本日の核心であったと思います。中央稜はトータルで5ピッチ、ブッシュ〜岩〜ブッシュです。雪が少ない場合は1ピッチ目は右から取り付いたほうが良いと思います。快晴の中、富士山をバックに今年最後の登りができロマンチックに締めくくることができました。よかったです。よくなかったのは笹倉さんおすすめのソースカツ丼のお店が休みであったことです。残念!ちなみにそこは喫茶店ガロといい火曜日定休なので覚えておきます。穂高の定休日じゃん、またまた残念!!
笹倉さん撮影

12月27日(月) 比良山地 武奈ガ岳 坊村〜西南稜
今日は久々のガイドです。雪山で、行ったことのない山で、さらに日帰りの山でということで探しました。今年の3月で東側の比良ロープウェイが閉鎖されたので西側から登ることにしました。登り始めはまったく雪もなく困ったなあ〜と思ってると標高800メートルを越えたあたりから主役の雪が登場しました。さらに1000メートル越えると強風と降雪になり雪山を甘くみるんでないぞと言わんばかりに牙をむいてきました。目出帽もアイゼンもフル活用です。下山中、風のない場所であつーいコーヒーとラーメンのおいしかったこと。「それがなかったら山は面白くない」と言い切った小林さん。なので「休憩終わりですよ〜」って言いにくい。おなかを十分満たした後はアイゼン歩行をみっちりとしました。足を出す時、パンツにアイゼンの歯を引っ掛けないこと、またフロントツァッケを地面に引っ掛けないようにすること。を中心に下山しました。あと、遠くに比良スキー場が見えましたが、そこは整地されたオフピステになってるように見えて魅力な場所に思えました。今度、滑りいこっと。

11月30日(火) 西伊豆 海金剛 スーパーハルナ〜スーパーレイン

今回は同じ協会の笹倉さんとクライミングです。ガイド業が多忙の中、お疲れ様です。笹倉さんは最近2児の父になったのですがまったくそのようには見えないです、お若くみえますから。さて道中、刈谷〜西伊豆までは長いです。高速道路もフルに使って5時間かかりました。仕事終わった後だったので眠かった。さてさて本題のクライミングは暖かく快適に登れました。うしろは海ではるかかなたに富士山まで見えます。これは年賀状に使えそうな光景でした。岩場の状態は下部は剥がれやすく上部は落石の危険が高いので要注意です。下降はスーパーレインを懸垂下降ですがルート中の岩の突起、樹木に引っかかりやすいので工夫次第です。途中、残置されたロープがありましたので。あと今回使用したクライミングシューズは5.10のアナサジ・レースアップです(今、穂高では
30%OFFセールしています)。足入れのフィット感が自分の足にマッチしてフリクションも良く型が紐タイプなのできつくすることもできます。帰りは温泉と海鮮丼食べて満足でした。ちなみに土肥の三叉路のすし屋はどうまいです。


11月20日(土)21日(日) 熊野古道 釈迦ヶ岳
さっそく世界遺産に登録された熊野古道をガイドするのはなんだかありきたりで「ネタ切れ?」と思われるかもしれませんが決してそのようなことはありません。ただ今まで行ったことのないエリアであること、また新鮮なネタであることが興味を惹いたのです。さて、1日目は前鬼〜不動七重の滝〜小仲坊〜深仙小屋までで宿はテントです。2日目は釈迦ヶ岳を登りテントを撤収して下山しました。今回のテーマはテント。昔話?になりますが僕が大学1年の時はドーム型テントと三角テントを併用してました。三角テントとは緊急用ツエルトをポールで組み立てた形になります。違いは生地がペラペラで薄くなく厚い生地を使ってます。だから今回使用したアライテント・エアライズ3は三角テントと比べるとだいぶ軽量で組み立ても早くでき、防水性も高いので悪い環境でも快適になります。天国ですね。快適に過ごすことができれば疲れも取れ明日以降も元気よく動くことができるようになります。
快適とは??当然、設営場所や組み立て方、またテント内での生活技術は重要なのですが「腹が減っては戦ができず」と申すように力の源となる食事が良いと快適!と僕は思えます。なのでできるだけ日常と同じような食事を摂りれるように工夫してます。重さですが食料の分重くなりますがテントが軽くなったので変わらないでしょう・・・。ちなみに今回はキムチ鍋でした。

11月16日(火) 御在所藤内壁
実は今回、明星山P6南壁フリースピリッツを、同じガイド協会の先輩・島田さんと計画してたのですが、天候と岩のコンデションが悪いだろうと判断して中止にしました。残念!その鬱憤晴らしに御在所藤内壁でクライミングを楽しんできました。今年は通年より暖かく少し油断してたら、やはり山の神様からお叱りを受けました。寒くてほーんとに手がガチガチになりました。さらに前日に雨が降った影響で岩はやや濡れ、そかげで手もやや濡れです。所々手袋はめてのクライミングです。一の壁、中尾根と経由し、締めはテストストーンでガイドレスキューの秘密トレに大いに燃えてきました。やはり忘れてしまいますから、まめに反復練習しないといけません。さて今回紹介したいギアは、ワイルドカントリー・シナジーHMSスクリューです。強度、握りやすい点、安全環が自然開放しにくい点、、ムンターヒッチ(半マスト、イタリアンヒッチ、ハーフクローブヒッチと多々の名称があります。用途は確保、懸垂下降等、幅広く素早く使用ができる利点)での相性が良いのでおすすめです。あと、ムンターヒッチを使う時はHMS型の安全環付カラビナを使用してください。下山後、夕食は清洲の信長ラーメンで空腹の胃を満たしました。本当においしいのであまり紹介はしたくはないのですが私の一押しです。ラーメン嫌いな方(いるのかな?)もおすすめです。

11月3日(水)7日(日) 文部科学省登山研修所山岳遭難救助研修会
山岳遭難救助活動の指導的立場にある者に対し、遭難救助に関する知識と実技並びにその指導法について研修を行い、指導者としての資質の向上を図る。といった趣旨の元、雑穀谷の岩場中心に研修が行われました。参加者は消防隊、民間救助隊、大学生、社会人と総勢41名集まりました。研修した中で最も長く時間をかけた救助方法は斜めロープブリッジ救助です。岩壁等での救助で上部、下部に十分な支点を築くことができ、また救助隊員の人数も3〜4人以上いれば最も早く救出でき安全な方法だと思います。そしてどのような方法にしろ必ずバックアップは取らないといけません。今回終始晴れわたり気持ちの良い研修会でした。
日プロ、笹倉さん撮影・題名(桜井氏の宇宙遊泳)
(ロープ展張時のジョイント通過)

10月22日(金)〜23日(日) 妙義山(白雲山・金洞山)
最近、上信越自動車道を走ることが多くなり松井田妙義IC周辺の目立つ岩峰群に目を奪われてました。標高は1000メートル前後の低山なのに興味を惹かれるのは「そこには何かがあるだろう」と思わせる特異的な山容、原始信仰のご神体、修験道の行場といったキーワードが私の信仰心をひきつけたと思います。妙義神社、中之岳神社に参拝すると気持ちがスカーと晴れ渡る感じがしました。山を登り、神社でお参りして2度おいしい思いをしてきました。さて登山道は、長い鎖場が多いです。使用するときは鎖へまたはトラロープへいきなり体重をかけるのではなく、支点は大丈夫なのか、途中で切れないかと確認してほしいものです。些細なことかもしれませんがそういった行為が大切だと思います。自然は家の中と違ってたくさんの危険があります。(最近は天災が多いので家の中でも不安ですが)だからその状況ではどのような危険があるのか、また潜んでいるのかと常に5感を働かして対処していくようになれば安全度も高まると思います。

10月14日(木)〜16日(土) 尾瀬・燧ケ岳、至仏山
紅葉から落葉の季節ですが、「♪夏がくれば思い出す、はるかな尾瀬、遠い空〜」の尾瀬周辺に寒気が入った為、15日の早朝から雨が雪に変わり、今年の初冠雪となりました。鳩待峠より下部は紅葉、尾瀬は落葉、燧ケ岳は白銀と三季の自然を味わえて、おいしい体験ができました。寒かったですよ! 今回の宿は、温泉小屋、山の鼻小屋でしたがスタッフの対応も良く、食事もおいしく、日常私の摂っている食事と比べても栄養満点でした(最近ダイエットしているので特に)。山から帰ったら太ってたりして・・・。一日の行動の疲れは完全に取れる程に快適な生活空間でした(これも静かな平日の特権でしょう)。さて、尾瀬は木道が非常に多く、雨天やその後は、スリップしやすく危険になります。ポイントとしては下山時、登山靴のソール全体で木道の板、または地面に着地すれば滑りにくくなります。踵から着地というような街中歩行は特に滑りやすいでしょうね。特に下りでは、指先で地面を掴む動作ができると、靴の中でも足がズレなく、よくいわれるつま先が痛い。ということもなく、安定した歩行が行えるでしょう。

10月12日(火)〜13日(水) 甲斐駒ケ岳赤石沢Aフランケ赤蜘蛛ルート
今回も、いつものロープパートナー、ボナッティと登攀になりました。朝、戸台の駐車場で仮眠から目覚めると、同じガイド協会の高津兄ィに会いました。鋸岳のガイディングだから同じバスになり、会話は、お互いの夜の食事メニュー話で、高津兄ィは自慢のうな丼だと言う。僕たちの親子丼は、なんだかさびしいものに思えました。さて紅葉の中、1日目は北沢峠〜本峰〜黒戸尾根8合目の岩小屋〜岩場の取り付きまで偵察へ行きました。危険箇所はFIXロープがあるのですが使用する時は結び目と支点の確認、さらにロープの劣化の状態を確認しないと危険です。状況に応じて、自分たちのメインロープを積極的に使って行きましょう。2日目、夜半から生憎の雨、雨。チンネに続き「あ〜あ〜、またか・・・」と無言の目線がボナッティといきあう。登ってたら昼から晴れるだろうと天気予報をまたは雲の流れから判断し雨天決行で行きました。だんだんと雨も6P目を過ぎるあたりから雨もやみ快適とは言えないけどスケールの大きい壁を楽しみました。ちなみに今回使用したアブミはメトリウスの25ミリ4ステップエイダーで足入れ、抜き、強度、足の疲労も少なくてナイスな一品でした。

9月27日(月)〜29日(水) 釼岳チンネ左稜線
1日目は釼沢。2日目は、長次郎谷経由で三の窓に入りたかったのですが、「雪渓の状態が悪いよ」と釼沢小屋の友邦さんのアドバイスで本峰経由、北方稜線をたどり三の窓に入りました。朝からシトシトと雨が降り続ける中(富山地方気象台の予報では、本日の降水確率0%なのに、どういうこと?)、登攀前の待機中、三の窓の石室で3人でチンネのことは忘れて恋話(渡辺君のこと)に夢中になってました。渡辺君いわく「女性は〇〇〇〇なんだ」と。「そんなこと、男でもあるぞ」とわたくし・・・。我妻君は「そうなんですかあ〜」まあ内容については、どうでもいいようなことに、いつも話しが盛り上がります。さて、今回のパートナーはボナッティこと我妻君(愛知学院大学山岳部OB)。あと、渡辺君(愛知学院大学山岳部3年生)。お昼にやっと天気予報通り雨が上がり、まぶしいぐらいの日差しが注ぎ始めました。チャ〜ンス!遅い取り付きなので終了後は、北方稜線でのビバーグを覚悟のうえでした。取り付いて4、5ピッチまで、岩は濡れて登りづらかったのですが、ルートのメインディッシュの「鼻」に着いた頃は岩も乾き、快適に気持ちよく登攀できました。終了後、池の谷乗越で予想通りビバーク。夜半過ぎから再び雨になり、冷た〜く、寒い、寒〜い夜を迎えたのでした。

9月9日(木)〜11日(土) 北穂高岳〜槍ケ岳
1日目は涸沢小屋。2日目は北穂高岳〜大キレット〜南岳小屋。3日目は槍ケ岳〜槍平〜新穂高へ。この行程、3日目が一番歩行時間が長いのですが、あいにく、一番歩きにくい2日目に雨に遭ったため長い1日を感じました。同じ岩稜帯のルートでも剣岳と大きく違う点は、ルート上の鎖が、剣岳は手に持ちやすいのに対して、太すぎるため持ちにくい点があげられます。何のため、誰のための鎖かと考えてしまいます。さて今回、ショートロープで、安全重視のガイディングを多用しましたが、やはりロープで確保されているという安心感からか、お客さんも大胆な動作が出来るため歩行が早くなります。北穂高岳からは学生時代に通い続けた滝谷の登攀中に初めて見たブロッケン現象を懐かしみながら通過しました。穂高岳ならではの体験でしょうか。

9月3日(金)〜5日(日) 剱岳(別山尾根)2998m
今回は、室堂から入山し2泊ともいつもお世話になっている剣沢小屋へ泊まりました。食事も部屋もいいし、ご主人の佐伯友邦さんもガイドとして、いろいろとルートのアドバイスがしていただけるので最高の小屋だと思います。さて、この剱岳はみなさんのあこがれの山だと言う方が多いです。100名山の1つですし。私も何回も来ていますが山が奥深くアルペン的な山容で力強い感じをいつも感じます。今回の3人のお客さんも長年の夢だったということで、いつも以上に登頂して喜んでいただけると本当にガイド冥利につきます。途中、サンダーバード(雷鳥)を多く見かけました。今は冬支度のためか丸々と太ってます。母親のあとを追っかけているちびっ子の雷鳥はかわいいですね。疲労と緊張の合間に訪れる暖かい光景でした。


カニの縦バイは混雑中〜

8月23日〜30日 文部科学省登山研修所大学生リーダー夏山研修会

大学生の山岳部、ワンゲル、探検部のリーダー候補者28名、班別6班、(研修生2〜3名に講師1人)を対象にして、剣岳の東面を使って、岩登りの基本動作、ロープを使った安全確保、確保技術を中心に研修が行われました。連日の好天で、研修生も講師も疲労困憊?ながら充実した1週間でした。
 
左の写真、危なそうなおじさん?に見えますが講師です。左は高津講師、日本プロガイド協会所属の登攀ガイド。右は多賀谷講師、立山ガイド協会所属の国際ガイド。二人ともユニークな指導で学生に人気。右側の写真、源次郎尾根T峰付近の2班の研修生。バックは八ッ峰。撮影は笹倉講師(日本プロガイド協会所属)。10月7日〜11日は社会人登山リーダー研修会が行われます。参加募集中です。

8月24日(火)ビッグロック名古屋にて
最近ちょくちょくと通いつめているクライミングジム・ビッグロックにいつものようにトレーニング?しに行きました。今日はなんか周りの空気が張り詰めているなーと我妻君(大学山岳部後輩)と話してました。なにかが違うと思っていたらなんとプロクライマー・平山ユージ氏がクライミングしているではないか!いやはやびっくりしました。足の使い方、重心移動の仕方、ものすごいスムーズです。たくさん感じとるものがありました。ちゃっかりマイシューズ・アナサジレースアップにサインしてもらいました。履くのもったいないなあー・・・飾っておくと履く靴ないし・・・お店にはたくさんあるけど・・・。いつもそんな流れで苦しまぎれでなけなしのお金をはたいて商品をゲットするのです。
さてクライミングですが刺激的要素が強いスポーツです。さらに初めて登るルートなんてはアドレナリンが出まくります。今日でもたった4〜5メートルの壁で課題をクリアしたとき、それができたよろこびで一杯になります。
今回、自分の思いだけになりましたがモチベーションがかなり上昇しました。


8月16日(月)17日(火)愛知川・神崎川の沢登り及びキャンプ
今回もまたまた同じガイド協会の島田さんから沢登りガイドを依頼されました。やはりなんといっても暑いこの季節には旬なものです。沢登りは登山の一般道と違い石がゴロゴロヌルヌルと悪路になります。また、状況に応じ川を泳いだりします。これも危険な箇所は当然ロープで安全対策はとります。途中では川を泳いでるお魚を覗きまた自身も同じように泳ぎ、飛び込んだり滑ったりとまさにアドベンチャーになりハイキングとは違った自然との触れ合いができます。夜はキャンプファイヤーとカレーライスで締めくくることになりました。カレー大好き。(辛口ならさらにグッド)しかし15メートルの飛び込みには足がガクガク震え少しちびったかもしれません。ちなみにスントのカタログには飛び込むには
1、足から先に飛び降ります。
2、身体を垂直に保ちます。
3、足先をぴったりとくっつけます。
4、足から先に水に入りますが、その際、お尻に力をこめます。そうしないと大変 なことになります。
5、股間をしっかりとガードします。(手?)
6、水に入ったら、足と手を広げてなるべく水の抵抗を増やすように手足を動かします。そうすることによって体が潜っていくスピードが遅くなるはずです。と、書いてありましたが・・・


8月10日(火)御在所藤内壁

今回は同じガイド協会の先鋭クライマー黒田誠さん(年上の人はクロちゃんと呼んでますが年は僕の方がだいぶ若い?ので黒田さんと呼んでます)と岩登りを楽しんできました。温度湿度が高く汗だくになりました。風がないからさらに暑い。
そんな中、中尾根を登りにいきましたが黒田さんの華麗なハンナリとした登りに見とれました。あと今ではなかなか見られないトライカムをプロテクションのひとつとして使用してました。僕は初めて回収したので慣れない手つきでしたがコツをつかめばなんとか・・。効き目はばっちりきまります。たくさん勉強させてもらいました。22日からインド、ヒマラヤのメルーへ行かれます。ばっちり完登してきて欲しいものです。

8月1日(日)〜5日(木)文部科学省高等学校登山指導者研修会
学校登山の指導的立場にある者が夏山登山の基礎技術とロープを用いた登山中の安全確保に関する研修を行い、資質の向上を図る。といった趣旨のもと講師としていってきました。エリアは剱岳周辺。山のスケールも大きくいろいろなルートを取れるのでとてもよい研修場所です。
 さて今回、剱岳は一般道でも岩稜帯が多くまた雪が残り雪渓となっていて日本中の山で最も危険箇所の多い山です。では危険箇所の通過方法としてミスをおかしたら致命傷になる場所ではロープ、またはハーネスを用いた確保になりますがワンポイント程の不安な通過(致命傷にならない)ではダブルボッカや前から後から支えてあげたり手や足の置く場所をアドバイスするとよいと思います。なかなかその判断は難しいけれど常にどのような危険が潜んでいるのか考えて行動すれば危険予知能力が身に付いてくると思います。結局はやはり、先生が生徒以上に山へ行かないとだめでしょう。夜のビバーグ体験では冷え込んだのですが先生たちと熱く熱く語り合い??しました。


7月23日(金)24日(土)25日(日)薬師岳2926m(折立から)
3日をかけてのゆったりの山歩きでした。僕自身、薬師岳は好きな山の一つです。それは奥深く山容が優美であり高山植物に恵まれていることです。あと、太郎平小屋も食事がおいしくてこれもよいのです。
この季節は恐いものとして落雷です。一般として午後2時以降は落雷になる確率はグーンとあがります。ですからそれまでに目的地に着くことが落雷を避ける大きなポイントとなると思います。
今回もそうでしたが早朝出発をして遅くても午後2時には小屋入りしてます。
さて、高山植物ですが特に太郎平小屋から薬師岳山荘までが豊富でした。



エゾシオガマ        イワイチョウ       タテヤマリンドウ

7月15日(木)16日(金)木曽駒・宝剣・三の沢岳(ロープウェイから)
花の山歩きと岩稜帯通過と寒かったことが思い出に残りました。
まず1日目、ロープウェイにて千畳敷に入ります。ホテル千畳敷にて約1時間半のコーヒータイム。コーヒーは好きですけどこんなに休憩したのには訳があるのです。景色がいいから?いえいえ(確かにいいけど)お花の観察?いえいえ(確かにそれもしたけど)・・・実は高山病対策、高所順化をおこなっていたのです。高度が上昇するにつれて低圧、低温、低酸素、低湿度、強風、強い日射と環境の変化がありそれにより身体へさまざまな障害が現れます。これが一般に高山病と呼ばれている急性高山病です。もともと人間の体には高度に順応しようとする機能が備わっています。ここではロープウェイによって標高2600メートルへ短時間のうちに身体がさらけ出されるわけであるので身体も変化します。だから1時間半のうちに少しでも身体が高度に慣れればと、コーヒーを飲みながらおしゃべりをして順応をしていたわけです。
今回のポイントは高山病ということでまとめました。
花はミヤマキンポウゲとハクサンイチゲのコントラストがよろしかったです。しかし花の名称は忘れやすいので花の多い山だと呪文のように唱えながら登ってます。


7月4日(日)摺古木山 (中央アルプス南部)
ずーと行きたかった大平宿。「江戸時代から栄えて昭和45年、集団離村したが、今では大平宿を残す会が貴重な遺産として町並みの保存活動をしている」(名古屋周辺の山200・山と渓谷社)
今回は時間がなく町並みをゆっくり見ることはできませんでした。なんだか実家を思い出します・・・。田舎育ちなもので。
さて山の中ではゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ギンリョウソウ、分岐点上部からはシャクナゲ(花は一つだけ)がありました。思ったより花があるもんだ。
ポイントとして緩斜面の歩行技術になりました。日常生活の歩きをそのまま山へ持ち込むから歩幅が大きくなり登山靴の中の足が大変ストレスを感じるようになります。まず歩幅が大きくなればなるこそ足の指、足首が曲がります。ソールが硬い、カットの高い登山靴ではそのポイントが当たり、こすれて靴擦れもしくは痛くなります。では、ソールの柔らかいカットのない靴なら靴擦れが起きにくいと思われるかもしれませんがそのような靴だと今回の山は登りにくいです。ソールが柔らかいから滑りやすくカットがないから足首を捻りやすいからです。
そのように歩幅を小さく(具体的に自分の前足と後ろ足の間に靴1足分)することによって快適に登山、ハイキングができるようになります。そうなると今まで以上に楽しむことが出来るようになると思います。


6月20日(日)仙ガ岳(鈴鹿山脈・小岐須渓谷、小社峠経由)
鈴鹿南部の仙ガ岳は東峰と西峰の二つの頂上を持つ双耳峰です。きれいな山容をしてます。
このルートは何度か渡渉するのですが1回だけ水かさが多いため登山靴脱いでさらにロープで確保しました。前日に大量の降雨があったからです。あと、渡渉が多いからルートが分かりにくくよーく赤布や踏み後、地図で確認しないと迷いやすいです。
途中、ささゆりが咲き心もすがすがしくなっていたのですが足は10匹のヒルにかまれ血がドロドロと・・・
この季節の鈴鹿にはつき物ですね。

6月5日(土) 中央アルプス?烏帽子岳(2195m)
微風、快晴のベストコンディション。初心者のおじさまとワンディピークハント。中央アルプス連峰は、越百山、仙涯嶺、南駒ケ岳、空木岳が、目前に見晴らせ、天竜川を挟んで南アルプス連峰は、鋸岳、甲斐駒ケ岳、千丈ガ岳、白根三山も展望でき、ここから日帰りで(マイカー利用なら)まあまあ登り甲斐があって、3000メートル峰が間近に望めるいい山です。鳩打峠(峠と言えるのかな)から登高4時間30分、下降2時間40分でした。マイズルソウ、イワカガミも異常気温のせいか早々と終わりを告げているようでした。今日もまた、登山者に追い越されてばかり、追いつきもせずでした。みんな何でそんなに早く歩くの?詳しくは名古屋周辺の山200(山と渓谷社編)参照。
 追伸: 暑さにつれて、吸血虫が現れ始めました。今日は調子に乗って半袖のシャツで登ったのですが、案の定、腕を4箇所ほど刺されてかゆい、かゆい。どんな時でも長袖、襟付きシャツが基本ですよね!余談ですが、おじさまは頂上で、汗ばんだシャツを脱いで、新たなシャツに着替えていました。お洒落ですね。

5月29日(土)30日(日)燕岳 合戦尾根
1日目は燕山荘まで。雨がシトシトと天気がはっきりしない。その中、日本3大急登と言われてる尾根を登る。
登りのポイントとしてはゆっくり歩く。簡単そうに思えるけどどんな人でも早くなってしまいます。いわゆるコースタイムとの格闘をしているように思えます。そんなに早く歩いたら疲労がたまりばててしまいます。結果的にはゆっくり歩いたほうが早く目的地に到達できます。では、具体的にどうしたらゆっくり歩けるのでしょう?呼吸がハアハアにならず汗も滴っておちないくらい、いわゆる普通に会話ができることがポイントだと思います。
あと、山では絶対バテてはいけません。なぜバテたらいけないかは後日報告します。
2日目、無風快晴の中、燕岳頂上から望む槍ヶ岳は最高でした。

5月27日(木)六甲 堡塁岩救助研修会
今日は私が所属する日本プロガイド協会の研修会です。
場所は兵庫県神戸市、六甲ケーブル山上駅より徒歩10分。初めての岩場であり概要を把握するため辞書をひも解きますと堡塁岩は芦屋ロックガーデンとならび国内で最も古くからクライミングが行われた岩場であると。
あと岩質は花崗岩で岩はしっかりしてます。
さて研修ですが
1、アンカー構築およびつり下ろしシステム(ロープの固定、仮固定)
2、引き上げシステム
3、つり下ろしシステム(カウンターラッペル)
4、結び目の通過(懸垂、ロープスルー)
4つを中心に学びました。
お客様からはガイドの救助技術は直接見えない部分であり関心の薄い部分であるかもしれませんが、もしお客様になにかあったとき?(抽象的ですが)は、こういったことのできるガイドだと安心ですね。
帰りは車の後部座席シートに深くもたれて堡塁岩からの夜景を想像しながら目を閉じていきました。



5月23日(日)日本が塚山    愛知県富山町
佐久間ダム経由で富山バンガロー村を目指しました。
道中、細く、落石がきそうな不安な道でした。僕が小学校の時、よく父に釣りに連れてってもらったのが佐久間ダムなんです。なつかしい。魚の餌のにおいまで思い出しました。
さて、今日は大雨です。Aコースから頂上下りはCコースをとりました。
さて、今回のポイントはストックの使い方です。(Wストック)
1、道具自体の説明
2、登り、下りのつき方
3、手首の使い方
3年前からストックを使うようになったのですがあるとないのでは天と地の差があります。ストックがないと山にいかないかも。

5月15日(土)16日(日)毛勝山 毛勝谷〜   富山県
1日目は片貝山荘泊です。旬のホタルイカの沖漬けをつまみにビールでククット。
富山県はお魚、本当においしいです。
2日目、雨です。一番怖いのは霧が濃くて視界が遮られ落石を確認できないのが危険です。雪、雪渓だと音がしないんです。さらにみかん箱以上の岩が車より早く落ちてきます。
もうひとつ、雪渓は暖かくなると崩壊します。この季節になると1日違うだけでまったく様相が変わります。今回は更にひどく登り下りで変わってました。
その状況を考え標高2000メートル付近で引き返しました。
さて、今回のポイントは山の変化を常にとらえることです。自然は危険の前には必ず何かのシグナルを発しますから。
頂上はいけなかったけど雪上歩行技術、ピッケルの使い方、みっちりしてきました

5月8日(土)9日(日)本沢温泉〜硫黄岳
1日目は稲子湯から本沢温泉です。途中、みどり池に映る天狗岳、硫黄岳を望み疲れがぶっ飛ぶ光景でした。
「みどり池 心も映す? 困ります」と5・7・5でうまくまとめようと考えながら歩いてました。余談ですけどね!
本沢温泉は外湯内湯があり2度おいしい?山小屋です。標高2100メートルでの硫黄岳を望む外湯は一押しです。自然は素晴らしい!
2日目は天狗岳を予定してましたが雨が強くなりだしたのと雪の状況で硫黄岳に変更です。
「桜井さんは雨が好きなんですか?」と聞かれましたが嫌いです。でも雨が降ったら降ったで楽しまないと。なかなか聖人君子みたいだ。で今回の報告は終わります。

4月24日(土)25日(日)赤岳(文三郎道)
快晴!雨具はザックの奥底。赤岳は2899メートルの標高をもち八ヶ岳連峰の主峰。
美濃戸山荘から「八ヶ岳の八ってなに?」とクイズしながらプラプラとまた厳しく歩き方を指摘しながら入山しました
。先週の蓼科山と違い雪は多いです。
さて、今回のポイントですが急斜面のアイゼン歩行です。
1、登り・・・傾斜が強くなるとフラットフッティング(雪面に対してアイゼンをフラットに踏み込む)がしずらくなり、足は逆八の字に開きます。さらに傾斜が強くなったり長く続く時は斜登行でターンしながらジグザグにルートをとるといいでしょう。
2、下り・・・雪質、傾斜により微妙に変わりますが基本は斜面に対して爪を全て刺す。爪が多く雪面に刺さっていれば滑りにくいですよね。
まだまだ伝えることがありますが今回はここまでです。
くどいですがアイゼンは絶対引っ掛けないでくださいね。こつは、足を出す時、外から円を描きながら足を出すといいでしょう。

4月17日(土)18日(日)蓼科山(蓼科山登山口〜頂上〜蓼科山登山口)
またまた快晴。八ヶ岳連峰の北、独立峰的性格の山で、諏訪富士の異名がある山です。諏訪南インター降りると目立ちます。
残雪の季節ですが今年は雪融けが早く日陰の部分のみ雪が残っている状態でした。しかし、その状態が一番歩きづらいですが・・・
さて、今回のポイントですがアイゼン歩行です
1、アイゼンを引っ掛けない歩き方
2、フラットフッティング
この2点に絞りました。
一番は山行形態や目的にあわせたアイゼン選びが大切です。さらに靴との相性もありますのでアイゼン選びは靴持参してくださいね。

4月10日(土)藤原岳(鈴鹿山脈・大貝戸道〜展望丘・頂上〜聖宝寺)
今日も快晴!今日の教室は鈴鹿山脈北部。石灰岩層の地質の山なんです。
今回はなんといっても福寿草。8合目から藤原山荘まで満開でした。咲いててよかった!
さて今回のポイントですが下りの歩行技術中心にみっちり行いました。
1、小股(靴1足分以下)で歩く
2、体重移動
たったこの2つだけで下り技術は変わります。
そのほかにもたくさんありますがのちのちこのサイトで説明していきたいと思います。

4月3日(土)明神山 (東栄町・三ツ瀬南登山口)
花祭りの里、東栄町の象徴明神山を今回のスクールの場として選びました。愛知県随一のアルペン的な山容であり岩稜帯歩行技術、鎖場通過方法の習得を目的としました。
無風快晴で春日和の中、森林からたくさんのマイナスイオンを吸い込み体がみるみる若返るのではないかと敏感に感じました。(ちなみに若いんですが)で、まったくフィールドへ入ってないわけでなくたまたま10日間山に行かなかっただけで。年間150日フィールドへ入ってても体は正直だなあと思いました。みなさん、山に行きましょう、健康になります。
本題にはいります。鎖場の通過方法ですが鎖がある箇所はおおむね通過しずらい、もしくは滑落、転落する可能性が高いです。
ですから結論から言うとそのような箇所がある山では優秀なガイドさんにお願いしましょう。どうしても自分たちの力で通過したいのであればお店にお出でください。詳しく丁寧にご説明いたします。
しかし、低山だと思って甘くみると事故につながります。


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